【最終更新2018.6.2】
JGC(JALグローバルクラブ)はJALの上級会員。
上級会員になると出発前に無料でラウンジが使えたり、優先搭乗や座席指定できる席が増えたり、手荷物が先に出てきたりと数多くのメリットがあります。
その達成条件は要するに一年間の間にたくさんJALとそのアライアンス・メンバーの飛行機に乗ることで、その過程は「修行」と言われます。ふとしたきっかけがあって、2017年にJGC修行を計画&実行しました。
JGCのメリットは何か?果たして修行をしてまで取得する価値はあるのでしょうか。
さらに、お金と時間がかかると言われますが、実際お金はどれくらいかかるのでしょう?
私が実際にやってみた結果を全てまとめてみました。
目次を付けてありますので、JGCのメリット全般を知りたい方は記事の最初から、修行って実際どんなもの?という方は「私のJGC修行記録のすべて」の項目からどうぞ!
Contents
JALの上級会員システム
上級会員ってなんだか凄そうな響きですが、一体どういうシステムになっているのでしょうか?
こちらの画像はJAL公式:https://www.jal.co.jp/jalmile/flyon/status_conditions.html#tabsより。
上から順番にダイヤモンド・プレミア・サファイア・クリスタルとなっています。
その基準となっているのがFOP(フライオンポイント)。
そのポイントが1年間で10万以上がダイヤモンド、8万以上がプレミア、3万以上がクリスタルと理解すればOKです。
そして、サファイアに到達すれば、JGC(JALグローバルクラブ)に入会し、JGCカードというJALのクレジットカードを発行する権利を得ます。
このJGCカード(クレジットカード)はこの条件をクリアした、特別な人しか持てないカード。
そして、このカードは年会費を払い続ける限りは一生JGC会員として、上級会員の対応を受けることができます。
一生維持できるなら、一年だけ頑張ろうかな?という気になってきますよね・・・!
JMBサファイアの達成条件
JMB(JALマイレージバンク)サファイア到達の公式条件はこちら。
JAL公式:https://www.jal.co.jp/jalmile/flyon/sapphire.html
毎年の1月~12月の12ヵ月間(暦年)で50,000FLY ONポイント(うちJALグループ便25,000FLY ONポイント)以上、
または50回(うちJALグループ便25回)以上かつ15,000FLY ONポイント以上
つまりJGCへの道はFOPを貯めて達成する方法と、単純に50回以上搭乗する方法という2通りがあるということです。
この両者ともに「JGC修行」と言われますが、後者は特に「回数修行」と言われます。
どちらを選ぶかは、皆さんの生活状況や予算にもよりますが、よく「回数修行」に使われるのは九州の福岡〜宮崎の往復や沖縄離島路線にひたすら乗るというものがメジャーです。
「回数修行」を選ぶか「5万FOP」を選ぶかは人それぞれです。
回数修行の方が総額で安くつくというケースもあるようですが、回数修行は同じ区間の往復が基本になるため、徒労感が強いので私には不向きでした。
なので、私は楽しく旅行しながら、5万FOPを達成する方法のほうを選びました。
(回数修行の方が好みという方もいらっしゃいます:当記事のコメント欄参照です)
修行を始める前にJALカードが必要
では改めてJAL公式ページからJGC入会条件の規約を読んでみましょう。
1~12月の12カ月間にJALグループ便ならびにワンワールド アライアンス加盟航空会社便にJMBのマイル積算対象運賃でご搭乗いただくと積算される「FLY ON ポイント」が50,000FLY ONポイント(うちJALグループ便25,000FLY ONポイント)以上、または50回(うちJALグループ便25回)以上かつ15,000FLY ONポイント以上のご搭乗実績があること。
JALグローバルクラブ JALカードのCLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナのいずれかをお持ちいただけること。
JALグローバルクラブ規約を遵守いただけること。
つまりJMBサファイアの条件を達成する以前に、CLUB-Aというランク以上のJALカード(クレジットカード)を持っている必要があります。
まずJALカードを持っていないとスタートラインにも立てないということ!
JALカードはとかく種類が多く、ブランドの違いもさることながら、いろんなランクやいろんなオプションがありますので具体的なJALカードの選び方は下記記事を参照してください。
FOP(フライオンポイント)とは何か
さて、先ほどから登場しているFOP(フライオンポイント)。
フライオンポイントって何なんでしょう?いわゆるマイルとは違うものになります。
ここは大事なところなのでもう一度言います。
FOPとマイルは違います。
マイルは、例えばJALカードで買い物をすれば飛行機に乗らなくても貯めることができますが、フライオンポイントは飛行機に乗らないとたまりません!つまりズルは許されないのです!
FOPの計算式はこのようになっています。
画像はJAL公式:https://www.jal.co.jp/jalmile/flyon/guide.htmlより
基本的にJAL便に乗るたびに、距離に合わせて加算されます。
国内便は一律2倍。
国際線は行き先によって積算率が変わりますが、ざっくり東南アジア圏内は1.5倍、それより遠いところは1倍になっています。
後ほど具体的なルート選びで登場しますが、JGC修行においてシンガポールやクアラルンプールが人気なのはこの「FOP1.5倍」が大きな理由になっています。
また、FOPはJALの属するワンワールド・アライアンスの航空会社のフライトに乗ることでも加算されます。
ワンワールド・アライアンスメンバーはこのようなメンツとなっています。
公式ページはこちら。
エアベルリン | アメリカン航空 | ブリティッシュ・エアウェイズ |
フィンエアー | イベリア航空 | キャセイ・パシフィック航空 |
ラン航空 | マレーシア航空 | ロイヤル・ヨルダン航空 |
カタール航空 | JAL | スリランカ航空 |
S7航空 | カンタス航空 | TAM航空 |
見慣れない名前が並んでいるな〜と見えるかもしれません。
全てを覚える必要はまるでなく、赤字で強調したエアラインがJGC修行でよく用いるエアラインになります。
特にマレーシア航空は値段も安く、日本からも週末+α旅行でいける範囲にたくさん就航しているためJGC修行ではかなり使えます。私自身も、マレーシア航空のビジネスクラスにはたくさん乗りました。
マレーシア航空なんて大丈夫?という方はこちらの記事をどうぞ。
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JGCのメリット
さて、ここからはJGCのメリットについて。
こんなに苦労して目指すJGC。そんなに頑張る必要があるのか?
ではメリットを見ていきましょう!
1 予約・搭乗時のサービス
会員専用予約デスクがある
予約時や何か不明点があった時に電話をかけられる専用デスクが案内されます。
今の時代、予約はネットでするから必要ないぜと思うかもしれません。
しかしこれは実はとっても便利で
「台風で飛行機が飛ぶかわからないけど最新情報が知りたい」時や
「いつまでに○○に飛びたいが、どういったルートが考えられるか」や、「そのルートにマイルを使って乗れるか」などを相談できます。
専用チェックインカウンターを使える
混んでいる時は非常に便利な専用チェックインカウンター。
国内線はJALグローバルクラブ(JGC)カウンター、国際線はJALファーストクラス・チェックインカウンター(設置がない場合はビジネスクラスカウンター)を使用できます。
現在ではskip(JALではタッチアンドゴー)サービスが使えますので、手荷物を預けることはほとんどない私は国内線ではあまり恩恵を感じませんが、国際線ではやはり便利だなと感じます。
キャンセル待ち優先・空港での優先空席待ち
キャンセル待ちでも優先順位が上がります(JAL公式より)
そのランクはダイヤモンド・JGCプレミアの種別Sに続く種別Aとなります。
特に当日のクラスJなどのキャンセル待ちでは平会員との差は歴然です。
が、路線によっては種別Sのエメラルド会員がたくさんおられることもあるので、JGCと言えども空席が落ちておこないことはよくあります。
前方座席指定が可能になる
これは明らかに上級会員が優先されていて、予約時に予約可能な席の範囲が広くなります。
国内線では先に降りれた方が家に帰るのが早くなるでしょうし、国際線ではイミグレに並ぶのが早くなるので、前方座席は明らかに快適です。
優先搭乗ができる
JALグループ便ならびにワンワールド アライアンス加盟航空会社便へ乗る時に優先搭乗ができます。
国際線の場合は、お手伝いが必要な方が「事前改札サービス」として搭乗したあと、上の画像のような順番で優先搭乗が行われます。
優先搭乗って、そんなにメリットないかな〜と思う方も多いようですが、私はこれが案外有用だと思っています。
だって、たとえその日の予約がエコノミーであったとしても先に乗れるんです。
混んでいる便だと遅く搭乗すると手荷物を置くスペースがすでに見つからないことがありませんか?
先に乗ってしまって真上のスペースに荷物を置いてしまえば快適、先に荷物を収納して座っておけば出発する前から熟睡したり、読書に集中したりできます。
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2 空港ラウンジの使用
そして、空港ラウンジが使用できるようになるのが最も大きいメリット!
空港にはカード会社の運営するラウンジがありますが、これらのラウンジは制限エリア外にあるもので、また内容もコーヒーと電源コンセントとソファがあるだけの貧弱な内容のラウンジが多いです。
しかし!航空会社が運営するラウンジはチェックインが終わったあと、搭乗口の直前に配置されており、乗る直前まで無料で雑誌や飲み物を楽しみながらくつろげるのです!
国内線でもビールは無料ですし、簡単なおつまみが付いています。さらにWifiも完備。
羽田空港のサクララウンジ(JAL運営ラウンジの名前)には何と無料のマッサージチェアまでついてるんですよ!
国際線は軽食も無料で提供、アルコールもビール・焼酎・日本酒と何でもござれで、シャワーも利用できます。これがあるとないでは大違い!
さらに、ステータスを持っていればたとえその時乗るのがエコノミークラスであっても、航空会社ラウンジを使うことができます。これはかなりのメリットです。
成田空港のサクララウンジは下記の詳しくまとめてありますので、内容が気になる方は是非どうぞ。
また、JGCを持つことでワンワールド・アライアンスの中でもサファイア・ステータスを持つことになり、たとえその時のフライトクラスがエコノミーでも海外の豪華な航空会社ラウンジが使用可能!
例えばマレーシア・クアラルンプール国際空港の巨大なゴールデンラウンジや、
オーストラリア・シドニー国際空港のカンタスクラブ、
ヌードル・バーのあるバンコクのキャセイパシフィック航空ラウンジ、
とまあ、海外のラウンジは本当に豪華!一度修行しただけでこれらが一生使えるようになるのは、はっきり言って神威のメリットです!
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3 マイレージ関連
上級会員になると、同じように飛行機に乗ってもマイルが貯まるのが断然早くなります。
具体的には・・・
初回搭乗ボーナスマイル
JGC会員になると、毎年初回の搭乗時に3,000マイルがもらえます。
搭乗ごとのボーナスマイル
JGC会員になると、同じように飛行機に乗っても獲得できるマイルにボーナスがつきます。具体的には上のような計算に準じて加算があります。
ステータスのない人に比べると35%多くマイルが貯まります!
乗れば乗るほど、この威力は増していきます。
(ただしFLY ON プログラムのマイルUPボーナスと重複はせず、優位な方のマイルUP率が適用されます。)
4 手荷物に関するサービス
受託手荷物無料許容量がUPする
預ける荷物のMAXが増えます。具体的にはこちら。
JALグループ国内線 | 通常+20kg以内 |
JAL国際線 | 通常プラス1個(1個あたり32kg以内) |
ワンワールドアライアンス 加盟航空会社便 |
通常プラス1個または通常プラス20kg 詳細規定は公式参照 |
+20kgという結構な重さになりますので、実質的にはスーツケースにかなり詰め込んだ場合も、重量オーバーの心配をしなくてすむサービス、といえそうです。
プライオリティバッゲージで荷物が早く出てくる
手荷物をカウンターで預けた場合、出てくるのを待つのがもったいないってよく思いませんか?
上級会員になると、預けた際にタグをつけてもらえるので優先して出てきます!
せっかく早く飛行機から出ても、荷物が出てくるのが最後の方であれば、ここまでのメリットも半減するというものです。
(なかなか実用的でいいサービスなんですが、最近は平JGC・平SFCが増えてきている影響か、タグが付いている荷物がやたらに多くて意外に時間がかかることもあるなあとは思いますが・・)
5 各種割引・優待サービス
あとは関連グループでの割引や優待サービスがあります。
まあ、この辺りは正直オマケの範囲内。
・ニッコー・ホテルズ・インターナショナル、ホテルJALシティでのアーリーチェックイン・レイトチェックアウト、直営レストランでの割引
・東急ホテルズでのJGCプランでの宿泊
客室料金を正規料金から10%~最大50%割引
1滞在ごとに下記のホテルマイルを積算
ホテルによりレイトチェックアウトなどのサービスをご提供
東急ホテルは国内でも数が多いので場合によっては使えますね!
ホテルにより規定が違ったりしますので、詳細は公式を参照してください。
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私のJGC修行記録のすべて。総額はいくら?
ここからは、わたくし自身のJGC修行の道のりについて。
JGCになれば一生涯、上記のようなメリットがもらえるとあれば一年くらい頑張って修行してもいいけど、実際費用と時間はどのくらいかかるのでしょう??
まずは一覧表にして軌跡を振り返ります。
計算による予測ではなくて実際に加算されたものベース。関西ベースなので、東京ベースの方とは少しFOPが異なっていると思います。
(スマホの方は横向きにすると見やすくなります)
区間 | FOP | 獲得マイル | 費用 | |
JALプレミアムエコノミー | ITM-HND-BKK | 11328 | 7872 | 112000 |
マレーシア航空ビジネスクラス | BKK-KUL-KIX | 9576 | 9576 | 72000 |
JAL国内線特便21 | KIX-OKA | 3312 | 1570 | 22600 |
3月沖縄旅行 | ITM-OKA | 2364 | 2202 | 29300 |
JALプレエコでOKA-SIN | OKA-HND-SIN | 15472 | 13318 | 115490 |
OKA-SINの前後区間 | KIX-OKA | 2216 | 2088 | 29200 |
りそなJALスマート口座 | 1000 | |||
初回搭乗ボーナス | 5000 | |||
JALカード入会 | 7500 | |||
カード決済 | 6884 | |||
合計 | 50268 | 51010 | 380590 |
以上、総額約38万円、FOP単価7.57での達成。
必要な日数は週末が5回+前後に金曜や月曜の休みをつけて作りました。
下記の記事で考察しているのですが、東京ベースの方だと羽田ー那覇でFOP単価5-6円台がありますのでやはり関西ベースだとJGC修行には東京より不利であることは否めないと思います。
そんな中でFOP単価7.57であればまあ効率よくできた方なんじゃないかなぁと思っています。
ちなみに表中のOKA-SINというのは出発地を沖縄にして、東京で国際線に乗り継いでシンガポールへ往復するルートのこと。
こうすることによって、国内線の獲得FOPが多くなることによりFOP獲得効率が良くなるのです。
(ちょっとマニアックになりますので、詳しくは下記の記事を参照してください。)
また、修行終了後には手元にJALマイルが51010マイル残っていますので、仮に1マイル2円と考えれば実質27万円くらいの持ち出しということになるでしょうか。
そう考えればこれだけ旅行して27万円なら旅行としても悪くなかったかもしれません。
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各行程の小括
ここから先は実際にJGC修行のために飛んだフライトとそれぞれの旅行についてです。
バンコク発券マレーシア航空ビジネスクラス
発券などなどについてはこちらの記事になります。
JALプレミアムエコノミーの滞在期間が最低2日から最大14日であることを利用して、間にバンコク発券で安くなっていたマレーシア航空のビジネスクラスを組み合わせたのでした。
つまり2週末連続でのこのようなスケジュールになります。
2週目:日本ー(マレーシア航空)ーバンコクー(JAL)ー日本
マレーシア航空のビジネスクラスなんて、JGC修行を試みなければ乗ろうと思うことも、調べようとすることもなかったでしょう笑
実際に乗ってみると、BKK-KUL-KIXの往復合計4回ビジネスクラスに乗れて72000円は安過ぎます!
特にフルフラットの新ビジネスクラス・シートのKUL-KIXはかなり快適で、ビジネスクラスの良さを再確認したのでした。いい経験をさせてもらいました。安かったし。。
安いビジネスクラスには興味あるけど、マレーシア航空なんて大丈夫?と思う方はこちらのまとめ記事を読んでみてください。大体の疑問は解決すると思います。
特便21とウルトラ先得で二回沖縄へ
JGC修行で効率を高める為に、やはり沖縄に数回行くのはFOPの微調整も兼ねて必要になるかと思います。
特便21で予約すればボーナスFOP400×2(往復)を加算できるので、できるだけ特便で予約したいところですが予約できる期間が短いのが玉に瑕。
この辺りの比較についてはこちらを参照してもらえれば選び方がわかりやすいかと思います。
また場合によっては、那覇で一晩過ごす必要が出てくるかもしれません。
その場合も総コストを下げるために、安いホテルを探すことになることになります。私は1泊2800円のキャビンホテルを使っていました。
新しくできたホテルなので、清潔でよかったですよ!こちらを参考にどうぞ。
JALプレミアムエコノミーでOKA-SIN修行
さてJGC修行の締めに搭乗したのはOKA-SIN。なぜOKA-SINがJAL修行で有名なのかなどは下記の記事に詳しくまとめてありますので、よければ参照してください。
実際やってみてわかったことは、結構しんどいけれど数日で17688FOP獲得できるのはやはり全体に締める割合は大きいなあと。
でも、もう一回やりますか?と聞かれれば遠慮したいかなと思います。やっぱり最後のOKAタッチはしんどいし、徒労感がすごいので・・
帰りが修行っぽくなってしまうことが予想されたので、シンガポールでの滞在はゆっくりいいホテルでのんびりすることにしたのですが、これは完全に正解でした。
Wシンガポールセントーサは休みは南国でのんびり派の方にはばっちりオススメです。また行きたい〜(↓こんなところです!最高です!)
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全体の総括
良かったこと
総額約30万円とまとめてみると値段がずっしりくるのですが、バンコクに2回、シンガポール1回、沖縄に2回行けたのであればトータルすれば旅行としても良かったかなと思います。
JGC修行は1年の間にこれだけ乗ればいいので、私のように頑張って1-3月に固め打ちする必要はなく、これを1年間に分ければ良いのです。
休みが取りにくい日本の社会人とはいえ、日数的にも実現可能な日数なのではと思います。
あとはFOP単価を下げるに当たって、海外発券を組み合わせる目線が身についたのでこれからも安いチケットを探すスキルがちょっとは身についたのが良かったことです。これから修行を試みる方にはぜひ楽しんで、いろんなキャリアに乗ってみることをおすすめしたいです。
こうすれば良かったなあということ
逆にこうすれば良かったなあということはOKA-SINが結構しんどかったので、今の自分なら、同じ18000FOPを稼ぐならJALのクアラルンプール発券などを組み合わせてもうちょっと修行っぽくない旅行にするかなと思います。
OKAをつける(発券地を那覇にする)と効率はかなり上がるので、この辺りは個人の好みでしょうか。
わたくし自身は2016年冬時点で発券してしまっていたのでこのルートになりましたが、結局待っていたら下記のように日本発着マレーシア航空ビジネスクラスセールもあったので、結果的には無理しなくても良かったのかもしれません笑
あと、プランを立ててみてあと10000FOPほど足りないよ〜という場合にはこちらの記事を参照してください。実際に私がJGCプレミア修行へ進む時に考えたプランがまとめてあります。
そして、実際にJGCプレミアまで目指すにあたって予約したのはクアラルンプール線のプレミアムエコノミーを、これまで貯めてきたマイルでビジネスクラスへアップグレードという方法を使いました。
で、さらにJGCプレミアまで到達した後のまとめがこちらの記事になります。
JGC修行をすると次のステータス、JGCプレミアには少なからず興味が出てくるはず・・・そんな時に参考にしてみてください。
これからJGC修行をするあなたに必要なもの
JGC修行で海外旅行に行くこともあるはずが、海外って国によって電源コンセントの形が違います!
でも、それぞれの国ごとにどんなコンセントか調べて毎回用意するのって面倒ですよね?
全世界対応変換アダプタがあれば、これ一個バッグに放り込んでおくだけでOKなので超便利!1800-2000円で買えますが、私のオススメはこちら。
旅行にはどうしても飛行機の待ち時間など、ちょっとしたスキマ時間ができてしまうもの。
私はKindle Paperwhiteをもう4年間ずーっと連れ回しています!何百冊持ち歩いても205g、サイコーです。
海外旅行はツアーでしか行ったことない!英語ができないので不安・・・。という場合でも、今や英語ができなくてもスマホがあれば個人海外旅行はできます。
私が選ぶ英語の勉強の本の一押しはこの本なのですが、作者の村上さんは30歳過ぎて転職してから英語を勉強し、Googleの副社長になったというすごい人!とってもいい本です。
そしてこの本の内容を踏まえて、効率よく「旅行レベルの」英語ができるようになるための勉強法がこちら。実際に私がやってきた経験を踏まえてまとめ直しました。
まとめ
JGC(JALグローバルクラブ)を目指すには仕事で飛行機に乗りまくる人以外にはやはり事前の計画が必要だと思います。
修行のスタイルは人それぞれですが、私は効率を良くする(総額を抑える)事と普通に旅行を楽しむという事を両立しようとしてやってみました。
かなり赤裸々な数字を並べてありますので、これからJGCを目指す方の参考になれば幸いです。
こちらもどうぞ
JAL国内線には安く乗る方法があります。もし知らない方は、是非どうぞ。
競合となるANAにも同じような上級会員システムがあります。その比較。
はじめまして。来年2019年にJGC修行にでようと思っておりブログにたどり着きました。
同じ関西圏在住の方なのでいろいろと読ませていただきました。
関西圏なら羽田より効率が落ちる中、回数修行を選ばなかった理由をお聞かせいただきたいです。
私は休みが取りにくいので、伊丹-但馬の1日6レグや奄美群島のアイランドホッピングで修業を検討中です。
>かなこさん
コメントありがとうございます。
4月から仕事が忙しすぎて新記事が書けていないのですが、過去記事へのコメントありがとうございます。
休みをとる回数や費用面で回数修行の方が効率的かもしれないとは思うのですが、個人的にはどうしても「単純往復するためだけにお金を使うことになる」のがやや納得しきれなかったのが理由でしょうか。それならば数万円追加となったとしても、楽しく旅行しながら取得する方を選んだという感じです。
とはいえマレーシア航空ビジネスクラスやJALのプレミアムエコノミーでの修行は、どうしても現地での宿泊とそのために休みをとる必要が出てくるので、相対的にやはり必要となる休みの数や宿泊費用が追加でかさむのは止むを得ないですね。。
初めまして!ブログを拝見させていただきました。現在FLY ONが12,000あり今年JGC修行するか、来年にするか迷っています。実家が北海道で現在東京で暮らしております、比較的時間は自由なのですが…残り半年で38,000はキツイでしょうか?何かよいアドバイスをいただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。
>masaさん
コメントありがとうございます!
私ならもう今年やってしまうと思いますね〜夏休みなど長期の旅行でJALかマレーシア航空に乗って普通に旅行しながら稼ぎ、残りは沖縄往復で稼ぐと思います。
私の場合は関西在住なので、沖縄路線のFOP単価が悪いのでどうしても海外長距離がメインになってしまいましたが、羽田ベースであれば時間のあるときに(かつ安い日時で)羽田那覇をコンスタントに往復するのが結局一番効率的と思います。
最近更新が滞っておりますが、またホットな情報があれば更新していきたいと思います。宜しくお願いします。
ご返信ありがとうございます。今年チャレンジします、羽田那覇の往復と月一の羽田函館を組み合わせて頑張ります!途中経過をご連絡しますのでまた良いアドバスを頂けると助かります。ありがとうございます。
SFCは取得しておりますが、今度はJALと考えています。
SFCの時は、福岡⇒羽田⇒沖縄⇒福岡と12月に三日っづけて滑り込みました。
今回は「福岡⇒宮崎 をひたすら48回と考えています。
またJALのクレジットカードもつくることとなります。
よいアドバイスを頂ければ幸いです。
>ノルトさん
コメントありがとうございます。
やっぱり羽田那覇の効率が良すぎて、効率を考えるとどうしてもそんな感じになりますよね・・・。お疲れ様でした!
福岡宮崎往復は回数修行で使っている方を見かけたことはありますが、なかなか自分には(メンタル的に)できないな・・・と思った次第です
(小心者なのでCAさんの目とかを気にしてしまうんですよ・・・)
JALカードは維持費を考えるとCLub-Aカード一択かと思います。
ツアープレミアムとショッピングマイルは、つけるかどうか悩むと思いますが・・・
https://lekotori01.net/2018/01/25/7453/
こちらを参考にしてお決めになってください。個人的には両方つけていますが、修行が終わったら両方外してもいいのではと今は思っています笑
有難うござます。SFCに慣れたのか大きな感動もなく、またANAラウンジの混み方をみて心が動いています。
「座席も狭いなあ」「いつもANAは遅れる」とも思います。
ダイヤモンドまで上げる有勇気はありませんし・・
休日の関係から、突貫工事のような50回となりそうです。自宅が福岡ですので、熊本、鹿児島でしょうか。
まずカードをとって考えます。また報告いたします。
まずはお礼まで。楽しくブログは拝見させていただいています。
ありがとうございます。
ANAラウンジの混雑(特に羽田国際線・・・)はなかなかですよね・・。
JALの方はJGPがあるのでDPラウンジやOWファーストクラスラウンジにも手が届きそうなのも魅力的です。
九州にお住いの方は宮崎への回数修行は結構お見かけしますねー関西組は但馬修行が多いと思いますが、私のような小心者には厳しいものがあります。。
今後ともご愛顧宜しくお願いします!
はじめまして、サキといいます。
私も今年JGC修行を始めます。
すでに羽田大阪往復と、エコノミーでサムイ島に旅行に行ってるので、後はプレエコでOKASINタッチ、同じくプレエコで沖縄発、成田、シドニー の三角飛びでサファイア達成予定です。(FOP単価 9.6)
二ヶ月前は修行ってなに?レベルでしたが、このブログのおかげで予定を組めました!
大変ためになるブログで、助かってます!
>サキさん
コメントありがとうございます。
当サイトの記事が参考になりましたようでとても嬉しいです!
OKA-SYDですか!楽しく旅行しながらJGC達成できそうなのはとても幸いです〜。
OKAをつけると効率がめちゃ良くなりますが、最後の1往復が結構きつかったです。。早めに乗り込んで早々に寝てしまうのがオススメですね!
ありがとうございます、これからも記事更新頑張ります!
サファイアを持っていますが、プレミアと、ダイヤモンドはとっても一年なので取る必要ないかなと思っています。ANAのダイヤモンドは永久にそのままなので。
>けんさん
コメントありがとうございます。
去年頑張ってJGCプレミアまで行きましたが、今年はなんとも仕事が忙しすぎて活用しきれていません。。
飛行機に乗ってこそ活きるものですから、獲得を考える前によく検討しないといけませんね(**)