戦争や軍隊があまり身近でない日本人にとっては空母って一言で言われてもどんなもんかって想像がつきませんよね。アメリカとメキシコの国境の町・サンディエゴには退役した実際の米軍空母がそのまま博物館として保存、公開されています。
2015年の秋にサンディエゴに行ってきた時に見学してきたのですが、いや全く貴重な体験でした。マジででかい!売店・食堂・病院・手術室・牢屋に至るまでまるで小さな小さな町自体が詰め込まれたようなものです、空母って。
サンディエゴへの行き方はこちらを参照です。
https://lekotori01.net/2017/04/19/post-2977/
Contents
ミッドウェイ博物館のHPで購入すると2ドル割引
さて、実際にミッドウェイに向かう前に公式HPをチェックしましょう。
トリップアドバイザーでサンディエゴですべきことの1位になったと書いてありますね〜。まあ他の観光資源が特別あるわけではないので当然と言えば当然。。
年齢別に値段が決まっておりますが大人は18USD。現地で購入すると20USDなのでこういうところは積極的に節約しましょう。退役軍人の方は8USDになっているのはリタイア後の軍人さんに手厚いと言われるアメリカの一面を見る感じで興味深いです。
USS MIDWAY MUSEUM
アクセス
ミッドウェイは海に浮かんでおりますので格好としては港に停泊している感じです。
サンディエゴは町自体がコンパクトなのでダウンタウンエリアからでも散歩感覚で歩いていける範囲。
サンディエゴは路面電車とバスが主な公共交通機関で一通りこれで主要なところは移動できます。ミッドウェイに行くにはgeern lineのseaport villageかSanta Fe Depotから歩くのが良いでしょう。
海に向かう道も空は澄み切っていて気持ち良いです!
なんか空の色自体が日本と違いますよね、これがカリフォルニアの空というやつでしょうか。
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エントランス
入り口でチケットを買う人はこちらに並びます。
お土産屋や飲み物などを買うことができますが、ミッドウェイの中にも売店とかカフェ(!)がありますので心配ありません。確かATMまであったような・・・さすがアメリカ。
Welcome aboard!
簡単な手荷物検査を受けていざ乗船!ここのセキュリティは結構適当だったような・・・今はもうちょっと厳しくなっているかもしれませんね。
最初に謎に記念撮影があります!後で欲しい人はお金出して買ってねというディズニーランド方式です笑
その後案内用のレコーダーを借りれます。もちろん日本語もあります!が、この空母巨大すぎるので全て説明を聞きながら回ると半日以上かかると思いますのでほどほどに・・・
格納庫
まずは格納庫からスタート。ちょっと古いタイプの戦闘機がゴロゴロと並べられており圧巻です。ちなみにそのうちのいくつかには乗れます!(日本の鉄道博物館とかと同じ感じ)
そういえばお客さんはアメリカ国内の人が多かったですね!最近はどこへ行っても大陸人が多いですがここは本場のアメリカ人が多かった気がします。子供さんも多く、ARMYに対する意識も日本とアメリカでだいぶ違うんでしょう。
艦内は道順に歩かないと迷う!
さて、艦内散策に出発します。が、あまりに巨大すぎるので矢印に沿って歩かないと迷います笑
このむき出しの配管とか、アミューズメントパークにあるニセモノではなくて米軍のマジもんなわけですから、すごい体験です。
さて、当時はブログ用に写真を撮っていたわけではないのでここから先は一部縦向きの写真があるのでご了承ください。。これは一般兵士の寝床とのことです(前半は日本語解説を聞きながら見ていたのでちょっと解説を覚えています)
兵士用の売店
戦艦の中といっても普通にお金を出して物を買える売店があるんですって。そうなんだ。
shaving creamとか書いてありますね。消耗品って配給じゃないのか・・全然知らない世界すぎます。
巨大なスペースと狭い廊下
これまた別のフロアですが巨大スペースと巨大な鎖。
船を停泊させておく時に使う鎖っていう説明だったと思います。
共用スペースは巨大なのに、艦内の廊下はこんな感じで狭いんですよね〜このあたりが戦艦っぽい。とてもじゃないけどアメリカ人二人で並んで歩くのは無理(なので案内板通り一方通行にしないとカオスになる)
戦闘機にはチーム分けと階級がある
ミッドウェイは航空母艦なので戦闘機がいっぱい積まれているわけですが、どうやらその戦闘機にもチーム分けがあるそうで、こんな感じで各チームにロゴとか名前がつけられているそうです。
で、チームのエースになるとこんな称号が与えられると。個室も与えられたみたいです。これなら頑張って昇格しようと兵士も思いますよね。戦闘機の空母への離着陸訓練って死人が出るくらい難易度が高いものらしいので、人をやる気にさせるシステムが上手いというか・・・アメリカの強さが見えます。
うーん、ロゴだけでカッコよい・・・
作戦室も当時のままに
作戦ミーティング室も当時のまま残されています。リアルすぎます。
牢屋は写真スポット
悪いことをしたら捕まる牢屋もあります。今では観光客の写真スポットですが当時は恐ろしいものだったことでしょう。。
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そして甲板へ
甲板に上がるとふつーに戦闘機が置いてあります。その横で座ってコーヒーを飲む図は平和の象徴でしょうか。
さらにメインデッキに上がるには階段を登る必要があります。一旦外に出て階段を登ります。
メインデッキは壮観の一言
戦闘機が離発着できる滑走路なのでメインデッキはとにかく巨大!
ここが船の上でいることが信じられないくらいのスペースです。いろんなところでボランティアの方が当時の話をしていたりします。
メインデッキには比較的新しそうな戦闘機がバンバン置いてあります。
それぞれに解説をレコーダーから聞けるのですがあまりにも多すぎてとてもじゃないけど全部は聴けません。
F14 トムキャットって書いてありますね。これはなんだか聞いたことがあります。
こんな感じで戦闘機がゴロゴロ置いてあるのでファンの方にはたまらんでしょう!
で、さらにまだこの上のフロアがあり、そこが司令室のようです!
この位置から見てもまだこのサイズでいかに巨大かという話であります。
ミッドウェイの甲板からコロナド橋がよく見えます。天気も良く絶景です!
ここに移住したいアメリカ人の気持ちがよくわかる。。。
頂点の司令室に行くにはツアーで
さて、最後に頂点にある司令室に行くにはツアーに参加する必要があります。
どうやらスペースが狭く、また風も強いので案内人の目が届きやすいように少人数ごとに案内しているようですね。特に追加料金は必要ないので、なんとかツアーって書いてあるところに並ぶとある程度人数が集まったら出発します。
BOSS!ここがまさにミッドウェイの司令室。頂点。
さすがにスペースは狭いですが本物の米軍空母の頂点から見下ろす眺めは壮観の一言。
ここも退役軍人の方がボランティアで各所の説明をしていただけます。
まとめ
作り物ではない、実際に使われていた空母をくまなく探検できるのは世界広しといえどもこのアメリカ・サンディエゴくらいかもしれません。それにしても巨大!
日本では想像もつかないような経験で、行ってよかったなあと思いました。
ただ、あまりに大きいのでじっくり見ようとすると半日以上かかります。わたくしはここを見た後メキシコの国境を越えようと思ってたのですが、ミッドウェイに時間を取られすぎて行けなくなりました笑
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2017年はJGC(JALグローバルクラブ)修行で色々旅しました。
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次は夏休みのマレーシア航空で行くオーストラリア旅行の予定。
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