国際線のビジネスクラスなんて、値段が高すぎて手が出ない・・かといって特典航空券で発券できるほどマイルも持ってないし。。
という方にオススメなのがマレーシア航空のビジネスクラス。
マレーシア航空は過去に墜落事故があってから客足が随分と遠のいていた時期があり、集客のため過去数年はかなりの激安運賃で国際線ビジネスクラスに乗ることができることで、有名でした。
2018年に入ってからはあまり美味しい運賃は見かけなくなったものの、まだまだ使いようによってはお得なマレーシア航空のビジネスクラス。
今回は2018年9月版のビジネスクラス・セールについてです。
Contents
2018年9月版ビジネスクラスセールの諸条件など
公式サイトはこちら:https://www.malaysiaairlines.com/jp/ja.html
販売期間 〜2018年9月30日
搭乗期間 2018年9月13日から12月20日まで。
予約クラス Z
受託手荷物 40キロまで無料
途中降機 1回7000円
日付変更 15000円
今回は購入も9月30日までと短めになっているので注意。
また、しれっとストップオーバー1回4000円➡︎7000円にUPされてますね。。
JALのFOP(フライオンポイント)に加算可能
マレーシア航空はワンワールド所属なので、対象運賃であればJALのFOPに加算可能です。
JALのFOP(フライオンポイント)とは、上級会員を目指すために必要なポイントのこと。
FOP?上級会員?という方はこちらの記事へどうぞ。
区間の基本マイルをmileage calculatorで調べ、JAL公式サイトに載っている下記の表を参考に区間マイルに積算率を掛け算します。
ビジネスクラス搭乗の場合は、搭乗区間の基本マイルに往復で2倍、ビジネスクラス加算で1.25倍と考えれば概ねOKです。
手順は、マレーシア航空サイトで予約&購入をする際に、JALのマイレージ番号を入力するだけでOK。
後日JALのアカウントに獲得マイルとFOPが反映されますが、だいたい10日前後で加算されます。
ただ、実際に乗ってみるとJALの計算機と実際の加算数値は少し誤差がある点には注意。
実際にJGC修行に使う場合は、少し余裕を見てFOP獲得計画を立てておくのがオススメですね。
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行き先と値段・FOP単価
では今回のセール運賃の一覧を見ていきます。
毎度のことですが、行き先のバリエーションはとても多いので当サイトで定点観測している行き先をチェック。
出発空港は成田or関空を選べますが、距離が短くなるので獲得マイル・FOPは下がりますので成田発着で揃えています。
順番はマレーシア国内、東南アジア圏内、それより遠方の順。
行き先 | 最低価格 | 総額 | 往復FOP | FOP単価 |
クアラルンプール | 137000 | 141720 | 8375 | 16.92 |
コタキナバル | 140000 | 144600 | 10925 | 13.23 |
ランカウイ | 137000 | 141600 | 8998 | 15.73 |
バンコク | 110000 | 115370 | 10233 | 11.27 |
シンガポール | 110000 | 115450 | 8908 | 12.96 |
ジャカルタ | 110000 | 114350 | 10213 | 11.19 |
プーケット | 110000 | 115730 | 9385 | 12.29 |
バリ島(DPS) | 110000 | 115370 | 11500 | 10.03 |
シドニー | 180000 | 193260 | 18675 | 10.34 |
この表は毎回、前回セールの記事の値段を上書きしながら作成しているのですが、今回の運賃を端的に表すと・・
・かつての安さは面影なし(昔はバンコクまで8万でいけた・・・下記参照)
・東南アジア各国は前回セールよりは少し値下げ。
・前回、相対的に安かったシドニーは値上げ。
一応、これまでのセール記録を並べておきますと・・・
2018年1月:ほぼ値段は据え置き、バンコクまで10万円
2017年11月:2018年5月5日から6月30日まで対象の謎期間。バンコクまで10万円。
2017年9月:バンコクでFOP単価9.8円。あまり安くない。対象期間も短い。
2017年7月:ほぼ値上げのまま据え置き。バンコクまで税抜き9.6万円。
2017年5月:ここから値上げ。バンコクまで税抜き10万円。
2017年2月:ここが安かった!バンコクまで税抜き8万、シドニーまで12.5万!
2017年2月:台北発券で安かったとき。
2017年1月:2017年のNEW YEAR SALE。バンコクまで税抜き10万円。あまり安くない。
2016年11月:バンコク発券で激安。東京まで往復ビジネスクラス7.2万円!
(それぞれハイパーリンクから、当時の記事に飛べます)
実際の値段と空席をチェック
今回の運賃なら、バリ島(DPS)なら行ってもいいかな〜と思ったのですが、最安運賃を探すのが難しかったです。
なので、ジャカルタ行きで実際のフライトスケジュールを調べてみると・・
ふむ、確かに往復11万円代のようです。
機材はというと・・・
おお、成田〜クアラルンプールがA380-800、クアラルンプールから先はB737-800ですね。
A380といえば二階建ての巨大飛行機。
一台飛ばすのにものすごいコストがかかるので、しっかりお客さんが入る航空会社でないと、使いこなすのが難しいと言われています(この辺りの事情は下記記事参照です。)
往復とも、乗り継ぎはスムーズそうなスケジュールですね!
マレーシア航空ビジネスクラスについて
日本出発でマレーシア航空に乗る場合、成田or関空からまずクアラルンプールへ飛び、クアラルンプールから各方面行きの飛行機へ乗りつぐのが基本となります。
日本〜クアラルンプールの区間は長距離用の機材が使用されていますが、ビジネスクラスはフルフラットシートで実際にはこんな感じです。
マレーシア航空の機内食・アメニティについてもこれまでの経験をこちらにまとめています。
実際にマレーシア航空ビジネスクラスを乗り継いでシドニーまで往復してきた記録はこんな感じです。
クアラルンプールから先の機材は近場はB737-800、遠いところはA330もしくはA350となっています。
下記がリージョナル線ビジネスクラスの搭乗記。こちらはライフラットなのであまり特筆すべきシートでは、ありません。。
また、クアラルンプールでの乗り継ぎにはマレーシア航空の旗艦ラウンジ:ゴールデンラウンジが使えます。
ゴールデンラウンジ・サテライトは2017年末にリニューアル工事がありましたので、2018年9月現在は綺麗になっています。シャワーがかなり改善されたのが、かなり嬉しいです笑
ゴールデンラウンジの他には、ビジネスクラス利用であればキャセイラウンジが使えます。
こっちの雰囲気の方が好きという方もいるかと思いますが、シャワーはないのでご注意を。
まとめ
値上げ傾向になっているとはいえ、それでも比較的安めにビジネスクラスに乗ることができるマレーシア航空のビジネスクラス。
かつての驚愕の安さはもうお目にかかれないかもしれませんが、JALの上級会員修行を兼ねての旅行なら十分有用です。
すでにある程度FOPが溜まっている方で、一気にJGCを獲得してしまいたい、という方にはオススメかなと思います。
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