JGC(JALグローバルクラブ)修行を考える上で時間と費用の点で有効なのが東南アジア路線。
2016年冬〜2017年早春までの期間はJAL東南アジアプレミアムエコノミースペシャルと題された期間限定運賃があり、JGC修行に使う上でもそれなりにFOP単価が良かったのですが、今回その後継バージョンの運賃が出ていましたのでレビューします。
ちなみに前回のプレミアムエコノミースペシャルについては過去のこちらの記事を参照ください。
ざっくりまとめると、前回のプレミアムエコノミースペシャルとほとんど値段は同じで相変わらずまあまあの効率の良さ。値段の設定上、関西ベースの人には使いやすい料金です。
ただしサーチャージ等が上昇傾向にあるので、トータルの単価は半年前より悪くなっているという感じです。
Contents
プレミアムエコノミーSpecial Saver E
さて、今回の料金名称はSpecial SaverEとぱっと見よくわからない名前になりました笑
条件などはこのようになっています。
設定期間:2017年4月1日~6月30日
予約クラス:E
最低滞在日数:2日以上14日以内
ストップオーバー:できません
予約の変更:できません
取り消し・払い戻し:できません
公式HPはこちら。
この運賃の注意点としては最低滞在日数。
最低滞在日数が2日になるようにしないといけないので俗にいうところのタッチ修行は基本的には適さない運賃になります。(ただし日付をまたいだりすることでギリギリ2日滞在にすることもできますがここでは省きます。)
JALプレミアムエコノミーの乗り心地などはこちらを参考にしてください。
東南アジアであれば十分な乗り心地です。羽田のサクララウンジも使えますし。
また、14日が最大なので、間にバンコク発券で日本行きのチケットを別切りで発券することで短い期間で2週末を使うことで効率よく修行することはできます。それについては下記を参照してください。
FOP計算のやりかた:東南アジアは1.5倍
JAL修行において東南アジア路線は使いやすいのですが、それはFLY ONポイントの計算の仕方に理由があります。

基本となるフライトマイルに行き先別に積算率が変わります。フライトマイルの計算は公式の計算器で行います。中国・香港・アジア・オセアニアは1.5倍とありますね。
特にシンガポールは往復の本数も多く、距離が稼げるわりには週末もしくは週末+1日で往復が可能なので人気があるんですね。
また、JAL便に乗ることで1回搭乗ごとに400FOPの加算があります。公式ページを参照です。

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今ならキャンペーンで3000マイルも獲得可能

最近は各社プレミアムエコノミーを売りたいようで、いろんなお値打ち価格が出たりしていますが、JALでは2017年3月6日から3月20日までに予約すればもれなく3000マイルもらえますので、修行しようかな〜と思っているようであればこの期間に発券してしまうのがお得です。
こちらに関しての公式HPはこちら。
東京発着の料金とFOP単価
さて、そんなわけでFOP加算的には使いやすい東南アジアにプレミアムエコノミーで行った場合の料金と加算FOP。まずは東京発着の場合の値段をみてみます。
運賃 | 税込価格 | FOP | FOP単価 | |
バンコク | 112000 | 120790 | 9408 | 12.83 |
シンガポール | 99000 | 107930 | 10736 | 10.05 |
ハノイ | 105000 | 113240 | 7692 | 14.72 |
ジャカルタ | 126000 | 134500 | 11636 | 11.55 |
クララルンプール | 108000 | 116200 | 10814 | 10.74 |
相変わらずシンガポールが使いやすい上に単価もよく、修行で使うならシンガポールで決まりだと思います。ハノイとか行ってみたいんですけどこうやって比べてみると単価が悪すぎるんですよね・・・。
大阪ベースだと効率UP 単価8.52円から
今回は大阪発の場合も同じ料金設定になっているので、伊丹ー羽田の往復分のFOPは100%加算+ボーナス400FOP、つまり960FOP×2=1920FOPが同じ値段でつくので単価は有利になります。
私自身が実際に飛んでみて加算されています。

これだとFOP単価は押し下げられますので、珍しく関西ベースの方が有利になっていますので、アリです。
運賃 | 税込価格 | FOP | FOP単価 | |
バンコク | 112000 | 120790 | 11328 | 10.66 |
シンガポール | 99000 | 107930 | 12656 | 8.52 |
ハノイ | 105000 | 113240 | 9612 | 11.78 |
ジャカルタ | 126000 | 134500 | 13556 | 9.92 |
クララルンプール | 108000 | 116200 | 12734 | 9.12 |
伊丹空港発着ならシンガポール行きでFOP単価8.52まで下がります。普通にシンガポールまでプレミアムエコノミーで旅行して8.52ならアリでしょう。
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沖縄発着でOKA-SINを組む場合の単価
最後にこの料金設定で、JGC修行には効率が良いと言われるOKA-SINを組む場合の単価をみてみましょう。これまでの設定料金の基本的に一万円上乗せになります。OKA-SINについては下記を参照してください。
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実際に旅程を組んでみるとこんな感じになりますが、朝7:35那覇発のフライトになるため前日入りが基本必要になるので、日数がかかるのが問題です。なので実際にはここまでするにはちょっとしんどいな〜というのか本当のところ。
運賃 | 税込価格 | FOP | FOP単価 | |
シンガポール | 109000 | 118510 | 15472 | 7.65 |
ちなみに那覇7:35発の便に乗るような場合には宿泊は格安で良いと思うので、こういう選択肢もあります。
まとめ
JALのFOP加算を狙う場合、東南アジアは1.5倍加算になり、また週末で往復することができるため忙しい人にもできる修行としては有力な行き先になります。
今回もやっぱりシンガポールが効率の良い路線となっています。沖縄往復までつけるかは人それぞれという気がします。個人的にはタッチ修行はしんどいのでそれならマレーシア航空のビジネスクラスで旅行したいなあと思います・・・。
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タッチ修行はあんまり・・という方にはマレーシア航空ビジネスクラスがオススメです。
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