クアラルンプール国際空港は香港やシンガポールに続くアジアのハブ空港でマレーシア航空の本拠地。
クアラルンプールで一番大きいラウンジはもちろんマレーシア航空のゴールデンラウンジ。サテライト(国際線中距離以上)・リージョナル(短距離)・国内線と三ヶ所もあり、中でもサテライトのゴールデンラウンジはかなり巨大。その様子はこちら。
クアラルンプールには同じワンワールドのキャセイ・パシフィック航空ラウンジもあるので、ワンワールドの上級クラス利用者やステイタス保持者はゴールデンラウンジ以外にこちらのキャセイラウンジも使えます。
シャワーはないし、ゴールデンラウンジより狭いけど、雰囲気よくて食事が日本人好み、そんな感じでしょうか。
それでは内部をご紹介します〜
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クアラルンプール国際空港
クアラルンプール空港はサテライトとリージョナルにターミナルが分かれていますが、サテライトから国際線の中長距離線は出発するので、言うならばこちら(サテライト)がメインターミナル。
見取り図としてはこんな感じになります。
サテライトターミナルはこの写真の左側に写っている十字架の建物のことです。
一度この見取り図を見ておけば、なんとなく位置関係が把握できますね!
ターミナル間はエアロトレインという電車で繋がれています。乗り場はこんな感じで結構わかりやすい。
Wikiに1項目できているクアラルンプール国際空港のエアロトレイン。wikiより引用すると・・・
完全無人の自動運転。
ターミナル間の所要時間は約2.5分。メンテナンスは、毎日10:00 – 12:00まで、および0:00 – 5:00までの時間に予定。
メンテナンス期間中は、わずか1つの列車が運行のために走行しており、他の車両はメンテナンス作業と安全性チェックを受けている。メンテナンス期間中には2.5分ごとから5分ごとに列車の減少が頻発する。
というわけで普通の時間にはかなり頻繁に電車が来ますのでターミナル間の移動に不自由はありません。
こちらがサテライト一階の地図。右上に電車のレールが通っているのがわかると思います。反射で撮影者が写り込んでいるのは気にしてはいけません。。
二階のマップがこちら。右上にマレーシア航空のマークがついていますね。キャセイラウンジはその対角、写真のオレンジ、EAST ZONEにマークが付いています。
ちなみに、二階へ上がるためのエスカレーターが若干発見しづらいです・・初回はちょっと迷うかもしれませんが、注意深く歩いていれば見つけられると思います・・・
キャセイパシフィック航空ファースト・ビジネスクラスラウンジ
キャセイの公式HPはこちら。
入室条件
入室条件は詳しくはキャセイ公式HPに記載がありますが、つまるところこんな感じになります。
(ビジネスクラスの場合、本人のみ可能)
・マルコポーロクラブのシルバー以上
(シルバーの場合は本人のみ。ゴールド以上で同伴者入室可能)
・ワンワールド・サファイア、エメラルド保持者で当日ワンワールド便利用
ということでJALの上級会員資格JGC(JALグローバルクラブ)を持っていれば、当日はキャセイではなくJALやマレーシア航空利用でもキャセイラウンジに入室可能です。ある一定の条件を満たすことにより入会できるJGCについてはこちらを参照ください。
ちなみにワンワールド・メンバーは以下の通りになります。
公式ページはこちら。
エアベルリン | アメリカン航空 | ブリティッシュ・エアウェイズ |
フィンエアー | イベリア航空 | キャセイ・パシフィック航空 |
ラン航空 | マレーシア航空 | ロイヤル・ヨルダン航空 |
カタール航空 | JAL | スリランカ航空 |
S7航空 | カンタス航空 | TAM航空 |
営業時間
6:30~23:00、毎日
場所
サテライト二階、East Zone
ラウンジ内施設
食事・飲み物(アルコール含む)
ワークステーション・WiFi・プリンターとコピー機
手荷物預かり・新聞雑誌・化粧室・車椅子対応
内部の様子
中に入ったらすぐにフードコーナーがあります。
フードコーナーの向かいは大きなダイニングデスクになっており、飛行機を見ながらゆっくりすることができます。
窓側のソファはバッチリ窓向きにセットアップされております。
奥へ行くとソファが並べられているコーナーになりますので、数名での利用ならこちら側が快適でしょう。
こんな感じで落ち着いた雰囲気でまとめられつつも、ソファがビビッドな赤色だったりするのがキャセイラウンジっぽいところ。オシャレ。
これと比べるとゴールデンラウンジがちょっと野暮ったく見えてしまいます。。
一番奥にはパソコン完備のワーキングスペースがあります。全体的に混んでいる時は、案外このスペースが一番広く使えたりします。。
関連記事:バンコク・スワンナプームのキャセパシフィック航空ラウンジ訪問記
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フード類
ナッツやカップヌードルなどの軽食に始まり、
中華風焼きそば・焼き飯などガッツリ系メニューに
サラダ類も完備、
炭水化物だけでなく、タンパク質も補給できますし、
中華風スープに薬味をたっぷり入れることもできます。
個人的にはこのスープがツボ!優しい味でうまい。。
あと、ゴールデンラウンジではアルコールを飲むにはバーカウンターに行って毎回バーテンダーに声をかけなくてはなりませんが、キャセイラウンジでは冷蔵庫にハイネケンとタイガーは標準装備。これは案外ストロングポイント。
ハードリカー類ももちろんこの辺りから自分で取っていけるので、気が楽かもしれません。
まあ全体的にはこんな感じでしょうか!
ちなみに現在キャセイラウンジはJALの指定ラウンジになっているようで、JAL利用時は下記のようなめちゃくちゃ詳しい地図と案内をもらえます・・・。
この時はJALビジネスクラスの利用だったので、この前後のJALビジネスクラス搭乗記はこちらになります。
まとめ
キャセイラウンジはどこへ行っても評判が良い!
クアラルンプールも例外ないところで、落ち着く雰囲気にお口に合う料理があり必要十分のラウンジです。
ただしシャワーがないのと、キャセラウンジイチ押しのヌードル・バーなどはないという二点に注意が必要。
あとはJAL指定ラウンジになっているため、時間帯によっては日本人ばかりになってしまい海外旅行感がないというのがデメリットでしょうか。個人的にはキャセイラウンジでお腹をある程度満たしてから、シャワーを使うのにゴールデンラウンジに行くパターンが多いでしょうか。。
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