【最終更新2018.7.7】
MRJは日本が作っているリージョナルジェットとしてよく新聞に話題が載っておりますが、日本の国内線に現在用いられているのはボンバルディアのCRJと呼ばれる飛行機。
従来はプロペラ機が主流であった小需要の短距離線に登場して、ボンバルディア社の売り上げにかなり貢献した小型のジェット機です。
JALの国内線地方路線には今もこのCRJが使われており、地方出張などがある場合には実際のところ乗り心地はどーなのかと気になるところ。
路線によっては時間帯によってこのCRJとエンブラエルシリーズが交互に使われており、どっちに乗るのが快適なのか?という疑問を解決すべく両方乗ってみることにしました。
【2018.7.8】
動画ありのエンブラエルE170の揺れ情報は下記に新規記事を書いていますので、よければどうぞ。
Contents
JAL国内線地方路線はエンブラエルシリーズとCRJが就航
国内の地方へ行くときには新幹線が通っているところ以外は飛行機で行くのが便利ですよね。今回行った山形も鉄道はあるものの時間がかなりかかるので飛行機をチョイス。
運行ダイヤを見てみるとこんな感じになっています。
E70と書いてある時間とCRJと書いてある時間がありますね。
これってどちらに乗るのが快適なのか、よく飛行機に乗る人でなければわからないと思うんですよ〜実際私も乗り比べて見てわかったところもたくさんあったので!なので両方乗ってみます。
他の路線でもこの組み合わせは見られており、例えば週末道後温泉の旅に使える伊丹ー松山線でもこんな感じです。
話は逸れますが、JALの国内線に安く乗るにはブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のマイルであるAviosから特典航空券として発券するのが最もお得です。こちらの記事から必要な情報にアクセスできるようになっていますので参考にどうぞ。
CRJとE70の座席表を比べてみる
さて、座席表を比べて見ましょう。
CRJはこんな感じ。
2-2の配列で全50人乗りでトイレは後方1か所。
一方のE70(エンブラエルE170)は同様に2-2配列の76席でトイレは前方後方の2か所になっています。まあざっくり言ってCRJの方が小型ということですね。
ちなみにもう少し需要の多い路線にはE90というもう少し大きい機体が投入されています。
例えば仙台など。
こちらはE70よりも大きくなりまして前方にクラスJ付きの全95席。
これは先日乗ってきましたが快適でしたね〜できればクラスJに乗りたかったのですが満席でした。
そんなわけで今回は行きがCRJ、帰りがE70で乗ってみます。
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今回は伊丹ー山形で搭乗
行きは・・・バスゲートです。
バスから降りて歩いて搭乗です。
こうやってみるとかなり小さく感じますな〜。
なんとなく最前列にしてみました。
伊丹はバスゲートで下が山形空港はPBB(搭乗橋=パッセンジャーボーディングブリッジ)付きだったので一番に降りれましたが、機内を撮影するならまあむしろ最後尾でもよかったかもしれません笑
最前列の座席間隔はこんな感じ。
さすがにちょっと狭めで足を組むと当たりますかね〜
飛び上がりはスムーズで全然揺れは感じませんでした。
天気も良かったので大阪平野がよく見渡せます。
フライト時間は50分くらいですがドリンクサービスがあります。
しかし、このフライトはCAさんが一人なのでかなり忙しそうです!安全確認、安全器具のデモンストレーション、ブランケットの配布・・とずーっと動いておられて恐縮です。
伊丹は抜群の天気でしたが山形周辺は曇り。
やっぱり雲を通過するときはやや揺れを感じるかなというのが感想。
他の時間帯のエンブラエル170との比較
で帰りの時間帯はエンブラエルE170。こちらの方がだいぶ大きく感じますね。
山形空港はコンパクトなので展望台からの写真でも結構近くで撮影できます。
中身も立派で、JAL自慢の本革シート搭載。
機内Wifiを利用した手元のスマホで観れるビデオプログラムも付いてます。ただ、E190とは違い各席のコンセントはありません。うーむ比べるとやはりハード面ではエンブラエルシリーズの方が充実していますね。
そしてこちらはCAさんも2人体制。
1人で大変そうな行きのCRJよりかなりサービスもスムーズでした。
まとめ
JAL国内線で使われているCRJとエンブラエルシリーズ。
どちらに乗るのが快適なのかと言われると・・・やっぱりエンブラエルE70ですかねぇ。。
CRJは思ってたより揺れませんでしたが、やっぱり機内の空間がE70の方が大きいのがポイントかと。細かい所では、E70では目線の高さに窓があるのに対してCRJは座席に座っていてもちょっと背中を丸めないと窓が覗けないのが残念ポイントでした。
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