【最終更新2017.1.17】
JALの上級会員JGC(JALグローバルクラブ)資格を得るためにフライオンポイント(FOP)を集めるのがいわゆる修行。
国内沖縄線をひたすら往復するのが単価的には安くつくことが多いのですが、それじゃあまりにつまらないってことで国際線を使うならまず候補に上がるのが東南アジア路線。
昨年秋頃から出ていた安めの運賃があったのですが、一時期消えた後6月16日からまた復活しているようなのでお値段を見てみます。
JGC修行全般、実際の効率の良い飛び方などはこちらも参考にどうぞ。
Contents
なぜ東南アジア路線に乗るのが効率が良いのか
まず、JGC修行において東南アジア線が効率的である理由からさらっとおさらいです。
東南アジアはFOP 1.5倍
それはFLY ONポイント(FOP)の計算の仕方に理由があります。FOPはJALの公式計算機から算出できますが、
基本となるフライトマイルに行き先別に積算率が変わります。
中国・香港・アジア・オセアニアは1.5倍とありますね。
中でもシンガポールは往復の本数も多く、距離が稼げるわりには週末もしくは週末+1日で往復が可能なので人気があリます。そしてクアラルンプールやジャカルタと違い羽田便が使えるのも特に乗り継ぎが必要な地方ベースの方には便利なところです。
国際線の国内区間はマイル加算100%
そして国際線の国内区間はマイル加算100%というルールを使うことによってさらに効率よくFOPを獲得できます。
今回のキャンペーン価格では国内空港から羽田までの区間往復分をプラス1万円で足せますので、出発地を沖縄に変えるだけでOKA(那覇)-HND(羽田)のFOP 2368×2(往復)=4736FOPが1万円で買えるということになります。
こんなに効率が良いのは沖縄発以外では難しいのでいわゆるOKA-SIN修行が優秀ということになります。
東南アジア行きプレミアムエコノミー
さて、今回のお値段ですがどうやらこれまでの価格と据え置きのようです。
どこかで見たような値段だなあと思っていたら前回のものと全く同じですね。
下記参照。
ただし、今年(2017年)の冬まではサーチャージがありませんでしたので総額としては2017年6月現在の方が値上がりしていますのでご注意を。
さて、条件や注意点などはこちら。
最低滞在日数が2日になっているのでタッチ修行には使えません。
・有効期間:2日以上14日以内
・日本発火曜〜土曜、現地発日曜〜木曜のみ
・ストップオーバー:不可
・予約変更:不可
・払い戻し:不可
JALのプレミアムエコノミーはお尻スライド方式ではありますが、スペースはそれなりに広くレッグレスト付き。収納が多くて個人用画面が大きいのがいいところでしょうか。実際に乗った搭乗記はこちら。
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東京発着のFOP単価
運賃 | 諸税込 | FOP | FOP単価 | |
バンコク | 112000 | 123790 | 9408 | 13.15 |
シンガポール | 99000 | 110890 | 10736 | 10.32 |
ハノイ | 105000 | 115140 | 7691 | 14.9 |
ジャカルタ | 126000 | 138460 | 11636 | 11.89 |
クアラルンプール | 108000 | 119220 | 10814 | 11.02 |
諸税を入れて単価を計算するとFOP単価は10円台と意外に伸び悩みましたね〜。
これならマレーシア航空格安ビジネスクラスを使った方が単価は低く抑えられるかもしれません。
地方発の場合に有利な運賃
ただ、この運賃は「東京・大阪・名古屋発」と明記されているので実は大阪発や名古屋発で国内線をつけても同じ値段になります(厳密には諸税の部分が若干変わりますが)。
なのでFOP単価的には大阪発にするとさらに効率よくなり、大阪発の場合はこちら。
運賃 | 諸税込 | FOP | FOP単価 | |
バンコク | 112000 | 123790 | 11327 | 10.9 |
シンガポール | 99000 | 110890 | 12656 | 8.76 |
ハノイ | 105000 | 115140 | 9611 | 11.9 |
ジャカルタ | 126000 | 138460 | 13556 | 10.2 |
クアラルンプール | 108000 | 119220 | 12734 | 9.36 |
単純な大阪から東京経由シンガポール行きの旅行で一撃12656FOP、FOP単価8.76(諸税込)になります。これならちょっといいかもって感じですね!
これからJGC修行を始めるなら沖縄発でも可
今年も半年経とうとしておりますが、これからでもJGC修行をやってみるか!という場合は沖縄発につけることで総獲得FOPは多くなりますし、単価も下がります。
運賃 | 諸税込 | FOP | FOP単価 | |
バンコク | 112000 | 134410 | 14144 | 9.50 |
シンガポール | 99000 | 121560 | 15472 | 7.85 |
ハノイ | 105000 | 125720 | 12427 | 10.1 |
ジャカルタ | 126000 | 149130 | 16372 | 9.10 |
クアラルンプール | 108000 | 129800 | 15550 | 8.34 |
OKAをつけるとFOP単価は7円台まで下がります。さすがOKA-SIN。
ただ、地元から那覇へ行く便と帰る便を別途購入しなくてはなりませんし、日程が限られている場合は結構体力的にも精神的にも徒労感があるので楽しめるかは人によるかなと思います。
実際に私がやった時の傾向と対策をまとめてありますのでもし計画されるなら参考にどうぞ。
まとめ
JALのプレミアムエコノミーはお尻スライド方式ではありますが東南アジアの中距離線であれば十分快適に過ごせると思います。
来年のステイタスに向けてFOPが足りない場合には楽して旅行してFOPも効率よくもらえるのでこの運賃は悪くないと思います。
強いていうならシンガポールが使いやすすぎて行き先がシンガポールに偏りがちだということでしょうか・・・。
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