マレーシア航空はワンワールド・アライアンス所属ということでJALのマイルやFOP(フライオンポイント)の加算が可能。私自身も2017年にJGC修行をした時に大変お世話になりました。
何と言っても安い、その割に十分快適なのがメリット。
マレーシア航空は定期的にセールを行っており、当サイトでは2016年からその価格推移はフォローしています。
最近はあんまりお得な価格設定が乏しくなってきたのですが、今回は行き先によってはお得な価格がありそうです。
Contents
2018年6月版ビジネスクラスセールの諸条件など
公式サイトはこちら:https://www.malaysiaairlines.com/jp/ja/deals.html
販売期間 〜2018年7月6日
搭乗期間 2018年6月21日から21月20日まで。
予約クラス Z
受託手荷物 40キロまで無料
途中降機 1回4,000円
日付変更 15000円
前回セール時には日付変更不可になっていたのですが、15000円で可に戻っています。
T&Cの画面はこちら。
海外エアラインの航空券になるので、実際に購入する場合はT&Cはしっかり読みましょうね。
JALのFOP(フライオンポイント)に加算可能
マレーシア航空はワンワールド所属なので、対象運賃であればJALのFOPに加算可能です。
区間の基本マイルはmileage calculatorで調べられ、下記を参考に積算率を掛け算します。
ビジネスクラス搭乗の場合は、搭乗区間の基本マイルに往復で2倍、ビジネスクラス加算で1.25倍と考えればざっくりOKです。
その他FOPの貯め方、JGC(JALグローバルクラブ)の目指し方についてはこちらにまとめておりますのでよければどうぞ。
手続きはマレーシア航空で発券する時に、JALのマイレージ番号を登録する画面があるのでそこで入力しておくだけでOK。経験的には約10日後くらいに加算されます(が、報告によって日数は個人差あります)
ただ、実際に乗ってみるとJALの計算機と実際の加算数値は少し誤差があるんですよね・・・。
実際にJGC修行に使うならば、少し余裕を見て修行計画を立てておくのをオススメします。
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行き先と値段・FOP単価
では今回のセール運賃を見ていきましょう。
公式サイトを見てもらえれば分かりますが、行き先のバリエーションはとても多いので当サイトで定点観測している行き先をチェックとします。
(関空からも設定がありますが、距離が短くなるので獲得マイル・FOPは下がります)
順番はマレーシア国内、東南アジア圏内、それより遠方の順。
行き先 | 最低価格 | 総額 | 往復FOP | FOP単価 |
クアラルンプール | 120000 | 124720 | 8375 | 14.89 |
コタキナバル | 125000 | 129600 | 10925 | 11.86 |
ランカウイ | 120000 | 124600 | 8998 | 13.84 |
バンコク | 125000 | 133370 | 10233 | 13.03 |
シンガポール | 115000 | 120450 | 8908 | 13.52 |
ジャカルタ | 125000 | 128880 | 10213 | 12.61 |
プーケット | 125000 | 130730 | 9385 | 13.92 |
バリ島(DPS) | 130000 | 134300 | 11500 | 11.6 |
シドニー | 150000 | 163300 | 18675 | 8.74 |
例によってこの表は毎回、前回セールの記事の値段を上書きしながら作成していますが、軒並み値上げですね・・・。
バンコクまで税抜き8万、ビジネスクラスで行けた時代が懐かしいです・・(2017年2月の記事を参照)
そんな中でシドニー行きがかろうじて値下げになっていますね!
税込16万円でFOP単価8.64なら、なかなかいい線いってます。
一応、これまでのセール記録を並べておきますと・・・
2017年11月:2018年5月5日から6月30日まで対象の謎期間。バンコクまで10万円。
2017年9月:バンコクでFOP単価9.8円。あまり安くない。対象期間も短い。
2017年7月:ほぼ値上げのまま据え置き。バンコクまで税抜き9.6万円。
2017年5月:ここから値上げ。バンコクまで税抜き10万円。
2017年2月:ここが安かった!バンコクまで税抜き8万、シドニーまで12.5万!
2017年2月:台北発券で安かったとき。
2017年1月:2017年のNEW YEAR SALE。バンコクまで税抜き10万円。あまり安くない。
2016年11月:バンコク発券で激安。東京まで往復ビジネスクラス7.2万円!
(それぞれハイパーリンクから、当時の記事に飛べます)
シドニー行きが安いとは言っても2017年に私が買ったシドニー行きビジネスクラス往復は12.5万円だったので、なかなか全体的には値上げが続いていて苦しいなあと言わざるを得ませんね。。
ちなみに7-8月頃のオーストラリアは冬にあたるのでオフシーズン。
寒すぎることはありませんが、夜は厚手のパーカーがないと寒いなぁという印象でした。
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実際の値段と空席をチェック
他の路線が軒並み値上げしているのに、シドニーだけ値下げなんて本当かいな?という訳で、本当にこの値段なのか調べて見ました。(マレーシア航空はネット上のハード面でやや不安な部分があります・・・)
おお、一応本当に16万円台のようです。
機材はどのようになっているかと言いますと・・・
行きはクアラルンプールまでがA350-900、その先はA330-300。
帰りはシドニー〜クアラルンプールがA330-300、クアラルンプールから日本はJALの787-9ですね(検索する日付によって、変わってきます)
そういえばこの路線のJAL787-9ビジネスクラスには乗ったことがあります。
若干手狭な印象なんですけど、さすがにJALのビジネスクラスは安心して乗れるなあって印象でした。
マレーシア航空ビジネスクラスについて
日本出発でマレーシア航空に乗る場合、成田or関空からまずクアラルンプールへ飛び、そこから各方面行きの飛行機へ乗り換えることになります。
その第一区間のフライトは昔乗ったことがあり、A330-300であればこんな感じです。
マレーシア航空のビジネスクラスのシートや機内食・アメニティについてはこれまでの経験をこちらにまとめています。
機材についてはマレーシア航空のビジネスクラスシートは日本からクアラルンプールまではA330-300の新ビジネスクラスシートが標準でしたが、順次新規機材であるA350-900が投入されています。
また時期によっては二階建て巨大飛行機A380が投入されていますので事前にどの機材なのかのチェックが重要です。
クアラルンプールから先は近場はB737-800、遠いところはA330もしくはA350となっています。
下記がリージョナル線ビジネスクラスの搭乗記になります。
マレーシア航空A330-300のビジネスクラスはまごうことなきフルフラット・シート。
A350-900も基本的には似たようなデザインになっていますが、かなり快適ですよ!
また、クアラルンプールでの乗り継ぎにはマレーシア航空の旗艦ラウンジ:ゴールデンラウンジが使えます。
ゴールデンラウンジ・サテライトは2017年末にリニューアル工事がありましたので、2018年6月現在はもっと綺麗になっています。
ゴールデンラウンジの他には、ビジネスクラス利用であればキャセイラウンジが使えます。
こっちの雰囲気の方が好きという方もいるかと思いますが、シャワーはないのでご注意を。
まとめ
マレーシア航空のビジネスクラスは比較的安価の割にフルフラットのビジネスクラスが楽しめるということでオススメでしたが、徐々に値上げ傾向が続いています。
過去に事故があり遠のいた客足も時間の経過とともに戻ってきているということでもありますね。。
JALのJGC修行に使うならば、路線を選べばまだ比較的楽にFOPを獲得する手段としてはアリかと思います。
しかし、単純にお得なビジネスクラスかといえば、そうでもなくなってきたのは残念なところです。
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