マリオット・インターナショナルはアメリカを本拠地とするホテルチェーンで、SPG(スターウッド・プリファード・ゲスト)を買収したことで文字通り世界最大のチェーンとなりました。
その会員プログラムはゴールド会員達成には年間50滞在、プラチナ会員達成には75滞在が必要とあって、果てしない道のりのように思えますが、SPGアメックスというカードを作ることで無条件にゴールド会員になることが可能です。SPGアメックスについてはこちらの記事を参考ください。
そして今ならゴールド会員の状態で最大4ヶ月の間に9滞在すれば、プラチナ会員になれちゃうというのがマリオット・プラチナチャレンジ。
今回アメリカ渡航をするにあたって、マリオットプラチナチャレンジ攻略のため宿泊はマリオット系に固めたのですが・・・実際にはアップグレードどころか低層階の部屋ばかりという結果に。
比較的安いホテルを選んだからか?それとも巷で言われるようにアジア人がアメリカのマリオットでアップグレードを期待するのは難しいのか?
実際のところはわかりませんが、今回の4滞在5泊を振り返ってみます!みなさまのアメリカ旅行の参考になれば幸いです。
Contents
マリオットゴールド会員の特典
まずマリオット・ゴールド会員の特典について確認です。プラチナ特典と合わせて一覧です。
ゴールドエリート | プラチナエリート | |
達成条件 | 50泊 | 75泊 |
ボーナスポイント | 25% | 50% |
SPGとのステータス | ○ | ○ |
ラウンジアクセス | ○ | ○ |
朝食無料 | ○ | ○ |
無料アップグレード | ○ | ○ |
高速WiFI | ○ | ○ |
レイトチェックアウト | ○ | ○ |
ユナイテッド航空のステータス | × | プレミアシルバーステータス付帯 |
プラチナアライバルギフト | × | ○ |
48時間前予約保証 | × | ○ |
ということで朝食無料・ラウンジアクセス(ラウンジがある場合)・レイトチェックアウト・そして(可能な範囲での)アップグレードが主なゴールドのベネフィット。
これまでにマリオットゴールドとして宿泊したのは国内では琵琶湖マリオット、これは毎回1ランクのアップグレードを頂いていました。
リニューアル真っ最中ということでラウンジの運用なども試行錯誤されているようですが、毎回とても快適な滞在をさせていただきました。
海外ではクアラルンプールのルネッサンスに宿泊。
こちらは最低料金の7000円程度での予約にもかかわらずジュニアスイートへのアップグレードをいただきました!これは快適でしたね〜一人旅だったのが本当にもったいない!と感じました。プールも最高ですしクアラルンプールのホテルとしてオススメです。
というわけで日本やマレーシアでの滞在ではマリオットゴールドは超強力でした!
今回アメリカ滞在に使ったホテル
で、今回の北米滞在はニューオーリンズ&ヒューストン。往復の飛行機などなどはこちらの記事になります。
話が逸れますが、やっぱり長距離のアメリカ線でのビジネスクラス・ファーストクラスは超快適です!エコノミーはどこまでいっても快適になることはないですからね・・・マイルの力は偉大です。
AC Hotel New Orleans Bourbon
1泊目は日本では馴染みのないACホテル@ニューオーリンズ。
ご覧の通り間接照明多めの結構おしゃれなホテルでした。ホテルの雰囲気自体も良かったです・・・が12,3階建のうちの5階のお部屋。まあもちろん十分なのですが、Priorityな感じはありません。
ACホテルの部屋タイプは
・Gust Room (1King/2Double/1King+Sofa)
・Larger Guest Room (1King/2Double/1King Corner Room)
・Interior Room(窓なし)
てことで部屋タイプのそう多くない訳ですが、それでも日本だったらもうちょっと高層階だよな〜とは思いました。
朝食は1階のレストランで15.95ドルのコンチネンタル・ブレックファストがあり、ゴールド会員特典として多分10ドル分のバウチャーをもらいました(使わなかったので正確な金額は忘れました。。)
Fairfield Inn & Suites New Orleans
2.3泊目は上のACホテルから程なく近いフェアフィールド・イン。
プラチナチャレンジのため宿泊数ではなく滞在数を稼がなければいけなかったので、立地は極めて近いのですが移動です。12時にACホテルをチェックアウトしてそのまま12時10分にフェアフィールドにつきました笑
荷物預かってもらえる?と聞いたらチェックインさせてもらえたので、アーリーチェックインについては気落ちよく対応してもらえました。
こちらはACホテルよりは武骨な感じで、築年数も古めなトラディショナルなホテルという感じ。
部屋のタイプは
・Guset Room (2 Queen)
・Guset Room (1 King)
・Guset Room (2 King)
・Suite
ということなのでもちろん割り当てはGuset Room (1 King)。まあこちらも十分なのですがやっぱり12階建くらいの3階のお部屋。いや〜全然快適さは変わらないんですけどね、なんとなくお得感がありません。
そしてこのフェアフィールドでは食事は全宿泊者に付帯しているので、そのあたりのお得感もありません。
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Residence Inn Houston Downtown
続きましてヒューストンに移動してのレジデンスイン。
ここはね〜とっても良かったです。もしまたヒューストンに行くことがあれば、ここに泊まりたい!フロントのお姉さんの対応からまずよかった!ヒューストン空港(IAH)に着いたのが夜9時くらいだったので夜9時半くらいの遅いチェックイン。
てな感じで超フレンドリー。どうもアメリカでは心温まる接客に出会うことが少ないので大層癒されます。。(ちなみにこの受付のおねーさんは中国系)
お部屋タイプはこんな感じ。
・Studio
・Larger Studio(Corner Room)
・1 Bed Room Suite
・2 bed Room Suite
で、もちろんアップグレードはなく普通のStudioが割り当てられます。確かここは比較的高層階だったかなと。
ただそもそもSudioでも部屋が結構広いんですよね!なので気持ち的には満足でした。
そして食事は一階で宿泊者全員に付帯。まぁ食べれればいいので全く問題ありません。
ただし、食事の内容はニューオーリンズのフェアフィールドとほぼ全く同じなので、マリオット系に連泊すると朝食の内容は飽きるかもしれないということに気づきました・・・。
Courtyard Houston Downtown
最後はヒューストンのコートヤード。
実はこのレジデンスインとコートヤード、そしてスプリングヒルは建物は同じ、玄関と受付がそれぞれ3つあるという不思議な作りになっており、ここでのホッピングはまさに廊下を移動するだけという・・ある意味滞在数稼ぎにはもってこいの場所でした笑
コートヤード・ヒューストンのお部屋の種類は次の通り。
・Guset Room (1 King/2 Queen)
・Guest Room (1 King Corner Room)
・Suite
・Presidential Suite
ということでここでももちろん普通のGuset Room(1 King)。ただしここでは最上階の9階の部屋がアサインされました!お〜やっと来たか!って感じでしたねぇ。。
あと、朝食は・・・一階のカフェで食べることができるようですが、そういえば案内がなかったな。。この日は朝早くに空港に向かったので詳細は不明ですけど。
まとめ
日本やアジアでの宿泊でマリオット・ゴールドは超強力と感じていただけに、本場アメリカでの扱いの差に少し驚き、また発見でもありました。
そもそもアメリカのホテルは高くて、もっといいランクのホテルに泊まれば良い扱いもあるのかもしれませんが、今回の私の実体験では4滞在5泊中、最上階を与えられたのが一回だけという結果でした。
ま〜そんなもんかなって気もしますが、それにしても日本だったらもう少し上層階や角部屋が当たってたんじゃないかな〜という気がしないでもありません。
また、アメリカのホテルの中には朝食はデフォルトで付いているところも少なからずあるので、頑張ってマリオットに泊まらなくてもよかったかもしれません。。ただ、アーリーチェックイン・レイトチェックアウトについてはかなり融通が聞く様子だったので、こちらのベネフィットが目的ならマリオット系も良いかもしれませんね!
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今回のアメリカ行きにはマイルでANAのビジネスクラスに乗りました。
アメリカでは英語がある程度できないと、見下される危険があります。できる限り勉強していくのが良いでしょう・・・!
あと、SIMは事前に日本のAmazonで購入しておくのがスムーズです。
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