2017年の夏休みはオーストラリアに行ってきました。
なぜ季節が逆で7月は冬のオーストラリアに行ったのか?それはフルフラットのビジネスクラスが安かったから!
ずっとオーストラリアには行ってみたかったのですが、そこそこ距離があるのでエコノミーではなくビジネスクラスで行くチャンスを伺っていたのです。キャリアはマレーシア航空ですが、マレーシア航空はワンワールドなのでJGC(JALグローバルクラブ)修行を終えた私としてはむしろ好都合でした。
Contents
マレーシア航空ビジネスクラスについて
まず、今回のシドニー行きチケットの発券時の記事はこちら。
諸税込みで関西〜クアラルンプール〜シドニーの往復ビジネスクラスが14万円でした。
実質半額セールでして、通常時の相場ではこの二倍ほどかかります。
マレーシア航空は飛行機が行方不明になる事件があって以降、経営難とされていてビジネスクラスをどんどん埋めるためにここ最近は矢継ぎ早にビジネスクラスセールを行っていました。
日本発着の便は相対的に高い傾向にあるので、なかなかこれほどまでに安い価格はでて来ませんが、海外発券にするとバンコク〜クアラルンプール〜日本が約72000円という驚異の値段がでてくることもあります(ビジネスクラスですよ!)
気になるマイルの加算については、マレーシア航空のHPで購入する時にJALのマイレージ番号を入力すれば、自動的に加算されますのでご安心を。ちなみにマイルとFOPの加算は搭乗後7-10日後くらいにJALのHPで加算を確認できます。
安くフルフラットのビジネスクラスに乗れるなら興味あるけど、マレーシア航空なんて大丈夫かな・・・という方はこちらのまとめ記事をどうぞ!大体の疑問は解決すると思います。
マレーシア航空(MH53) A330-300ビジネスクラス
さて、今回の第一区間、関西(KIX)-クアラルンプール(KUL)のMH53/52便は前回(2017年1月)にも乗っていますので詳しい搭乗記については下記も参照にしてください。
関西空港の指定ラウンジはラウンジパシフィック
マレーシア航空はワンワールド所属なので、普通なら日本でのラウンジはJALのサクララウンジとなるところですが、関空ではマレーシア航空はJALと違う出発ウイングに配属されるため指定ラウンジはキャセイ運営のラウンジパシフィックになります。
ラウンジパシフィックについても詳細はこちらに詳しくまとめてあります。
このラウンジパシフィックはなかなかにしょぼいのですが、今回の発見はこのクラムチャウダースープが結構イケるということ!自分でお湯をかけて作るというスタイルですが、なかなか身もしっかりしていてうまいです。
おすすめの座席の選び方
さて、このマレーシア航空A330-300のビジネスクラスの座席配置は下記のような感じで1-2-1と1-2-2の入れ違い方式になっています。
前回は一人旅だったので窓側にシートがある2Aを基本的に選んでいましたが、今回は二人旅だったので二人がけのシートを選びました。で、2人がけシートは右側列か中央の島かどちらかを選ぶ必要があります。
この右側の列の2人席(H、K)は狭いと言われているようですが、個人的にはそれほど狭さは感じませんでした。広さを優先するならば真ん中の島の2人席を選ぶといいと思いますが、その場合は窓からの写真が撮れないのがネックですね。
あと、今回思ったのは一人旅の場合も2A、4Aなど左側ではなく右側の一人席はさらにパーソナルスペースが広いので案外おすすめかなと思います!
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機内食など
このKIX-KUL線は午前11時発、現地夕方16:45着なのでがっつり昼食が出るフライト。
マレーシア航空ではまず食事の前にサテーが出て来ます。
サテーはマレーシアの郷土料理で簡単にいうとアーモンド風味の甘いタレをかけた焼き鳥。
ビーフとチキンの二種類があるので、どちらが欲しいか答えましょう。私はこれまでの経験から
と言っています。
その次にスープと野菜。
このスープが案外うまいんですよね!あとパンはガーリックブレッドがおすすめ。
で、メインを選びますが今回は私はビーフ、相方はチキンカレーをチョイス。
これは完全にカレーの圧勝でしたね!このカレーうまかった。。チキンカレーは当たりメニュー。覚えておくと良いでしょう。。
あと、どうやら最近和食を選べるようになったようです!
結構周りではうどんらしきものをすすっている人がいました。ぜひ今度試してみようと思います。美味いかどうかはリスクがありそうですが・・
マレーシア航空ビジネスクラスの食事はネットで事前に予約もできます。詳しいやり方はこちらを参考に。
機内エンターテイメント
マレーシア航空の機内エンターテイメントは基本的にマレー語か英語オンリーとなっています。ただ、Movieの中にAsianというコーナーがあり、その中に何個か日本語映画も入っています。ちなみにこの時は日本語映画は3本で、
超高速!参勤交代リターンズと、一週間フレンズ、オケ老人!の3つでした。
なかなか謎なチョイスですが、超高速!参勤交代リターンズは機内で見るにはいい映画で、気軽に楽しめたかなと。
クアラルンプールでの乗り継ぎ:行き7時間帰り2時間
シドニー線に乗り換えるのにクアラルンプールで乗り継ぎです。
行きは7時間、帰りは2時間のトランジットでしたので行きは入国できたのですが、まあ連れもいるので今回はやめておきました。
クアラルンプールではマレーシア航空の旗艦ラウンジ:ゴールデンラウンジでのんびりします。その詳細は前回まとめているので詳しくはこちらの記事を参照してください。
ここはラクサ・バーが売りなのですが、いや〜前回と味が変わっていました!
ちょっと酸っぱくなっていてこれはちょっと個人的にはお口に合わなくなってしまいました・・残念。
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マレーシア航空(MH123) A330-300ビジネスクラス
さて、シドニー行きは23:45発。
ラウンジでがっつりビールを飲み、ゆる〜い格好に着替えてコンタクトも外して眠るために乗り込みます。
エクスプレス・アライバルカードだけもらったら即就寝!
次の日朝から観光できるのがこのダイヤのメリットですからね〜。座席は全く同じなので写真も省略。
アメニティ
KIX-KUL線では前回も今回もアメニティはでませんでしたが、このクアラルンプール〜シドニー線では往復ともにアメニティが出ました。なのでこのアメニティは今回初登場になります。
行きに白、帰りに赤色をもらっています。デザインはポルシェ・モデル。
中身はマウスウォッシュ・ハンドクリーム・ボディローション・リップクリーム・歯ブラシ・髪くし・アイマスク・ソックスとなっています。
オーストラリアのホテルは歯ブラシが基本ついていませんでしたので、この歯ブラシは結構活躍してくれました。
機内食など
一応この便では眠る前にサテーが出てくるのですが、ラウンジでひたすら食って飲んでいるのでもう食べられないのでパスしています。
到着前には朝食のサービスがありますが、これも熟睡している人はパスしていました。
このあたりで目覚めて朝食開始。いやーやっとオーストラリアに来た実感が湧きます。
朝食はシリアル・フルーツ・でっかいパンとクロワッサンとなかなかのボリューム。
なのに追加でメインが来ます笑
確か何種類かから選べたのですがもはや寝起きで覚えていませんので詳細はご勘弁を。。
で、シドニー空港に到着!大量のカンタス航空が出迎えてくれます。
いやーなかなか遠かったけど、寝てたらあっという間だったかな??
行き先:関西国際空港(KIX)-クアラルンプール国際空港(KUL)
クアラルンプール国際空港(KUL)ーシドニー国際空港(SYD)
時間:11:00-17:05 (5時間) 23:45-10:00(8時間15分)
クラス:ビジネスクラス(Z)
シート:5K 7K
機材:A330-300
搭乗時ステータス:JMBサファイア・JALグローバルクラブ
マイル積算:125% (JAL) 3845+5131=8976マイル/8976FOP
まとめ
ほぼ半額セールを見つけてしまったので思わず発券したマレーシア航空ビジネスクラスで行くオーストラリアの旅。やはりこの新ビジネスクラス・シートは優秀でシドニーまででも全く問題なくゴロゴロ寝てたら着きますね!
もう少し日本語映画が多ければもっとおすすめできるかもしれませんが、まあその辺りは今やどうとでもなりますし、お手軽にビジネスクラスを体験するという意味ではやはりおすすめです。
今回のマレーシア航空ビジネスクラスで行くオーストラリア旅行の目次はこちら。
こちらもどうぞ
マレーシア航空のリージョナル機B737-800のビジネスクラスはこんな感じ。
ここ2年ほどマレーシア航空のビジネスクラスに乗ってないですが、いよいよ、フルフラットになったんですね。
以前はちょっとだけ足の方が下がっていて、寝てるときにちょっとずれる感覚が有ったんですが、フルフラット乗りたいです。
>タイロンさん
コメントありがとうございます。
そうなんですね!ちょっとだけ足が下がるとはなかなか。。いやーこのフルフラットシートはこの値段にして必要十分だなと思います。
セールの影響もあってか今回は全路線8割ほど埋まっていましたし、マレーシア航空、頑張ってもらいたいなと思っています。