旅行をお得に楽しむには、情報のアンテナを高く必要しておく必要があります。
海外旅行が好きな人にとって、無視できないものが燃油サーチャージ。
2018年8-9月発券分から値上がりになりますので、関連情報をチェックしておきましょう。
すでに決まっている旅程なら、2018年7月31日までに発券してしまいましょう。
仮にアメリカに行くなら、往復一人7000円も高くなりますよ!
燃油サーチャージ引き上げ 18年8-9月発券分から
燃油サーチャージについて
JALやANAでは燃油特別付加運賃額を2カ月ごとに、直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき見直しています。
その基準になるのがシンガポールケロシン市況価格。
直近の2ヶ月の平均値を目安に次のサーチャージを決めているのですが、2018年4月から5月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均は、1バレルあたり87.70USD。
ここから該当区間の為替平均(1ドル108.59円)を掛け算しますと市況価格は日本円で9523円。
燃油サーチャージ価格決定テーブル
ということで2018年8月から9月の発券については下記の表のケロシン価格9523円のレンジ=ZoneDが適応になります。
表の値段は片道なので、往復は単純に二倍必要になりますのでご注意を。
行き先 | ZoneA | ZoneB | ZoneC | ZoneD | ZoneE | |
ケロシン価格連動レンジ | 6000円未満 | 6000-7000円 | 7000-8000円 | 8000-9000円 | 9000-10000円 |
10000-11000円 |
韓国・極東ロシア | 非適用 | 200円 | 300円 | 500円 | 1000円 | 1500円 |
中国本土・台湾・香港 | 非適用 | 500円 | 1500円 | 2500円 | 3500円 | 4500円 |
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム・ロシア | 非適用 | 1000円 | 2000円 | 3000円 | 4000円 | 5000円 |
タイ・シンガポール・マレーシア・ロシア | 非適用 | 1500円 | 3000円 | 4500円 | 6500円 | 8500円 |
インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 非適用 | 2000円 | 4000円 | 6000円 | 8500円 | 11000円 |
北米(ハワイ除く)・欧州・中東・オセアニア | 非適用 | 3500円 | 7000円 | 10500円 | 14000円 | 17500円 |
これらの情報はJAL公式:http://press.jal.co.jp/ja/release/201806/004755.htmlより入手可能。
ちなみにANAも同様にアナウンスがあります:https://www.ana.co.jp/group/pr/201806/20180622-2.html
・大人・子供ともに同額
・座席を使用されない2歳未満の幼児は対象外
・国際線特典航空券の場合も支払いが必要
・最新情報はhttp://www.jal.co.jp/inter/fare/fuel/detail.htmlに適宜更新されます。
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まとめると、原油価格が上がる・円安になると連動して燃油サーチャージも上昇すると理解してOKですね。
ちなみに2018年6-7月発券分の基準となった、2月から3月までの2カ月平均と比較すると、原油価格は8.12ドル上昇、為替は1.73円円安落ちうことで掛け算しますと1019円上昇、という内訳になります。
原油価格・為替ともに一般人が予想を立てるのはかなり困難なので、できる対応策としては「値上げがアナウンスされたらその前に発券してしまう」ことくらいです。。
上級会員を目指した飛行機修行を実行中の方は、早めに発券してしまうべきですね!
2016年あたりは燃油代がゼロだったので、月日の移り変わりは激しいなぁ・・と思いますね。。
まとめ
燃油価格と為替によってサーチャージ料金は変化します。
ほんの2年前まではゼロだったサーチャージもだんだん増加傾向にありますね。
個人でできるリスクヘッジはなかなか限られています。
すでに予定が決まっている旅行は2018年7月31日までに発券してしまいましょう!
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