ホテル代の安いことで有名なクアラルンプール。
用事にかこつけたJGCプレミア修行の一環でクアラルンプールへ行ってきたのですが、マリオット・プラチナチャレンジ中とあって宿泊先にはマリオット系列を選ぶことにしました。
マリオット・プラチナチャレンジについてはこちらの記事を参照してください。
さて今回は一泊目にルネッサンス・クアラルンプール、二泊目に世界一安いリッツ・カールトンと評判の、リッツ・カールトン・クアラルンプールにしてみました。
リッツ・カールトンなんてマレーシア以外の国で泊まることは(高すぎて)なかろう・・と思ってお試ししてみた初のリッツ・カールトン。いやはやさすがリッツ。素晴らしい・・のですが、楽しむためにはこちらも準備が必要だということがわかりました。。
ではしくじり記、行ってみましょ〜
Contents
リッツ・カールトン・ゴールドエリート
リッツ・カールトンとマリオット、そしてSPGはエリート会員プログラムが統一化されてきており、それぞれのプログラムでのエリート会員資格は他プログラムでもマッチされるようになっています。
SPG | マリオット | リッツ・カールトン |
ゴールド | ゴールドエリート | ゴールドエリート |
プラチナ | ゴールドエリート | プラチナエリート |
ステータスマッチでリッツ・カールトンの上級資格を獲得するにはSPGアメックスを発行して、SPGのゴールド会員からリンクしていくのが一般的。
リッツ・カールトンのゴールド会員なんて凄いんじゃないの!?って感じだと思いますよね〜。実際の特典はこちら。
といわけでゴールドのベネフィットはアップグレード&レイトチェックアウトがメイン。
朝食無料やラウンジアクセスはついていませんので、両者付帯しているマリオットのゴールド会員に慣れきっていると注意が必要です。。
リッツ・カールトン・クアラルンプールしくじり記
しくじり1 歩いて汗だくで行っちゃダメよ
まずはアクセスから。
リッツ・カールトンはブキッ・ビンタンの街の中心部にあり、一般的なアクセスとしてはKLモノレールのブキッ・ビンタンから徒歩7分。
クアラルンプールのシンボル・ツインタワーやKLCC公園からも遊歩道があるので徒歩圏内。
なのですが、マレーシアは常夏の国。
徒歩10分程度でも気をつけていないとすぐ汗だくになります。。
今回私は歩いて行ったのですが、汗だくでリッツ・カールトンのチェックインをするのはめちゃ恥ずかしいです!リッツ・カールトンは足を踏み入れた瞬間から空気が洗練されているので、決して歩いて汗だくのまま行ってはいけません。
UBERかタクシーでリッツの正面までつけてもらうのが正しいリッツ・カールトンの行き方です。モノレールの駅から徒歩7分というのを鵜呑みにするとえらい目に会います。。
タクシーもったいないよ!という方は手前のパビリオン(ショッピングモール)で汗が引くまで休憩してから、JWマリオット側の入り口から冷房の効いた通路を通ってリッツ・カールトンに入りましょう。
このように、天井のついた通路があるので、決して炎天下の外を歩いてはいけません。。
リッツ・カールトン内部はどこへ行ってもこんなゴージャス!たとえ外が暑くとも、身だしなみには注意が必要、それがリッツ・カールトン。
しくじり2 レイトチェックアウトは事前に確認が望ましい
JALのクアラルンプール線は夜23時ころにクアラルンプール発、翌日朝に成田着となっています。
なのでレイトチェックアウトはできればつけたいところ。
ですが当日チェックインカウンターで話してみると・・・
ということでレイトチェックアウトはできず撃沈!
むむむ、日曜宿泊なのにそんなことあるんかい、と心の中で思いながらここはあまり主張しすぎず引き下がります。。
いやいやしょうがない、お願いベースのサービスですから。。
しくじり3 アップグレード?それも状況次第!
てことでレイトチェックアウトはつけられなかった時点で部屋のアップグレードも・・・と薄々感じておりましたが、やっぱりお部屋はスタンダードルーム。
ぬーん。天下のリッツ・カールトンのアップグレード部屋を体験できるチャンスだったんですが・・・残念!まあ、こういうの(下記記事参照)に慣れてしまうと、期待しすぎちゃうようになってしまってダメですね。。
とはいえさすがリッツ・カールトン。通常部屋でもかなり豪華です!
お部屋は手前左側がトイレとバスルーム、右側が荷物置きとパウダールームとなっています。
右側のスペース。荷物置きからすでに充実していますね。。人が座るところではありません、スーツケースを置くスペースとなっております。。
バスローブはセッティング済みでハンガーもいっぱいあります。
続いてバスルームは総大理石!ゴゴゴゴ・・・これぞリッツ・カールトンといった圧倒的存在感。
大理石のお風呂に巨大ミラー、そしてライオンのリッツ・カールトンマーク。いや〜これは素直にかっこいいです!リッツ・カールトンに泊まってる感を出してくれるのがすごい。さすがにここではお風呂にお湯ためてゆっくり入りましたね。。
ベッドはシックな高級感あふれる仕様。
お部屋の全体的な雰囲気が、とても綺麗にまとまっているのが素晴らしいなぁと思いました!やっぱりホテルのランクというのは素直に凄さを反映している部分が少なからずあるなぁと。。
うむ、良いです。すごく良い。値段が他のホテルと全然違うだけのことはやはりあります!
もう、水飲むグラスに至るまで洗練されております!
アメニティ類も美しくかつ機能的。髭剃りが標準装備で置いてある東南アジアのホテルは・・なかなかないのでは。。
部屋からの眺めは・・ちょっと残念賞。まあ、その他お部屋が素晴らしいので気になりません!
ちなみにリッツ・カールトンは電源がすべてユニバーサルタイプになっていました!さすが!
ルネッサンスはマレーシアタイプオンリーでしたからね。。その場合はこういう変換プラグが必要ですのでご注意を。
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しくじり4 部屋に行くのに毎回ラウンジを通る!服装要注意。
リッツ・カールトン・クアラルンプールでは宿泊者用エレベータに行く際に、毎回ラウンジの中を通って行かねばならないという仕様になっております!
こんな超重厚空間で(本物の金持ちの)紳士淑女がアフタヌーン・ティーをしている所を突っ切って部屋用エレベータに向かわねばなりません。
これは・・・東南アジアスタイルの旅行で、スーツケースなんか持たずに家出バッグ一個抱えたTシャツ野郎が突っ切るにはかなりハードルの高い空間です。
リッツに泊まるなら、スーツをきっちり着こなしてRIMOWAなんかを転がしながら登場しなくてはならないようです。。あ〜ジーパンで行かなくてホントによかった・・・(当然です)
こういうこともあろうかと、かろうじてジャケットを持って行っていたので助かりました!
しくじり5 リッツらしいサービスを受けたきゃ「DO NOT DISTURB」は掛けちゃダメ
リッツ・カールトンの宿泊記を色々見ていると、バトラーさんがコーヒー持って来てくれたりチョコ持って来てくれたりして感激しました!ってありますよね。
あのサービス、受けるためにはドアに「DO NOT DISTURB」を掛けてるとスルーされちゃうので要注意。
今回、朝から歩き回って疲れたので1時間くらい横になってたんです。
んで、一応「DO NOT DISTURB」を装着しておいたんですがその後起きてから、外すの忘れてたんですよね。。
そうするとドアの下がこんな状態に。。
ってな具合のメッセージが残されてしまいます。。
休みたいお客さんをそっとしておいてくれる気遣いのあるサービスなんですが、色々サービス受けてみたい場合は「DO NOT DISTURB」、必要なくなったら外しましょう、ゼッタイ。。
しくじりかけ プールは二箇所あるよ
ホテルのプールにちょっと出かけるときって、部屋で着替えて行くのかプールサイドに更衣室があるのか、よくわかんない時ってありますよね。。
しかもリッツカールトンレベルとなると、フラフラ水着で歩いてて注意されたらどーしようって感じですが・・
こちらのリッツ・カールトンでは、先にも出て来ましたが宿泊者用にエレベータが分けられているので、部屋からプールまで移動する際にはほとんど誰にも会いません。
なので多分部屋で着替えてっても大丈夫だと思います。
プール自体は2つあって、十分広いしこまめに清掃されているのでとても居心地が良かったですよ!ちなみにプールサイドにはタオルと日焼け止めが完備されていますし、
水やフルーツは取り放題にセッティングされているので、部屋から水は持っていかなくて大丈夫でした!
まとめ
ステータスマッチでリッツ・カールトンのゴールド会員をお試しするという企画でしたが、結果的には特にベネフィットは受けられず残念な結果となりました。。
まあこればっかりはホテルの宿泊状況によりますので、仕方ありませんが、それにしてもリッツ・カールトンはやっぱりロビーやラウンジにいる人の層がぜんぜん違うと感じましたね。。本当にお金持ちの方がいろんなシーンで利用しているという雰囲気を感じました。
いや〜日本だったらそりゃスーツ着て行きますが、東南アジア旅行だとなぁ・・・
みなさまは、しくじらないリッツ・カールトン宿泊をお楽しみください。。
いつも楽しく拝見しております。
今回の記事は大変参考になりました。
私も来月、JALダイア修行兼マリオットプラチナチャレンジ修行でクアラルンプールのリッツに宿泊予定です。
しかも、天下のリッツ様に一人旅で泊まるのはモッタイナイ!ってことで、
初めて自分の旅行に父親を連れていくことにしてました。
こちらの記事を読んでいなかったら危うく親子で大恥かくところでした…
命拾いさせてもらいました(笑)
しかし、常夏の国のプライベート旅行でジャケットはハードル高いですね…
一つ初歩的な質問ですが、レイトチェックアウトの事前申し込みは、どの方法が良いでしょうか。
(英語あまり話せないのでホテル直接はハードルが高いので…)
よろしくお願いします。
>なかたかさん
コメントありがとうございます。
ちょうど参考になるタイミングだったようで、記事にしてよかったです笑
思っていたよりもハードルの高い空間でした。。東南アジア旅行にジャケットが必要なんて。。って感じです!
そうですね、ホテルに直接連絡でなければ、日本のマリオットかリッツのカスタマーセンターにまず相談が良いのではないでしょうか。
ただ、リッツ・カールトンクアラルンプールは日本語のできるスタッフもおられるようなので、思い切って簡単な英語でもメールで送って見てもいい気もします!高級ホテルでホスピタリティは素晴らしいので、late check outって単語さえ書いておけば行間を読んでくれそうな気がします。
あと、面倒かもしれませんがリッツカールトン側のアカウントを作っていなければ、一応作って、マリオットとリンクさせておく方が安全かもしれません。マリオットHPにはこの作業しなくてもマリオットゴールドは自動的にリッツゴールドに反映されると書いてありますが、どうも肌感覚ではリンクされているのか怪しかったので。。