【最終更新:2018.6.3】
海外旅行の時に必要なのが通信手段の確保。
ホテルや公共のWiFiがあるところでしかネット使わないからいいや〜と思うかもしれませんが、誰かと待ち合わせしたり、GoogleMapやUBERを使うには外でもネットが使えるようにしておくのがベストです。
海外での通信手段には、大きく分けて日本でWiFiを借りていく方法と、現地SIMを購入してSIMフリースマホに挿入する方法があります。どちらを使うかは好みの問題もありますが、断然現地SIMの方が安いので私は現地SIMを到着空港で購入することが多いです。
これまでシンガポール・オーストラリア・マレーシア・タイなどで現地SIMを試してきましたが、現地SIMの問題点は空港で購入に時間がかかることが多い点と、もしうまく開通しなかった場合のリスクが高いという点。
今回アメリカ渡航に当たって事前に色々調べていると、どうもアメリカでSIMを調達しようとすると面倒なようだったのでAmazonで事前に購入して使ってみることにしましたが、これがめちゃ便利でした!
Contents
海外での通信方法
日本でのWiFiレンタル
日本でWiFiをレンタルして行くのは海外でSIMを買う(英語に)不安がある場合や、多人数での旅行の場合にオススメです。
有名なところではイモトのWiFiやグローバルWiFiなどですね。
これらの方法はとにかく現地でのネット接続が確実であることがメリット。しかしその反面お金は多少かかります。今回はアメリカに一週間旅行することを前提に調べてみると・・・
イモトのWifiが980円/日、
グローバルWiFiが921円/日ですね。どちらも大差ありませんが、一週間と考えるとイモトが6860円、グローバルWifiが6447円となります。これだと結構な値段になりますね・・・!
現地SIM
そこで通信費を安く済ませるにはSIMフリースマホ+現地SIMの組み合わせ。
私自身はSIMフリーのiPhoneSEを格安スマホで普段使っているので、海外に行くときはSIMを入れ替えればいいだけ。
これがめちゃ便利なんですよ・・・さらにiPhoneは世界的な規格なので、大抵どこに行ってもこれだけで通信に問題ないのは本当にありがたい!
今回使ってみたのはこちら。
7日間の通話+SMS+データ通信500Mまでで税込2100円。Wifiレンタルが6500円程度であるのと比較すると段違いに安いのがわかるかと思います。さすがに3倍違うとかなり大きな差に感じますね〜。
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ZIP SIMは超便利
では、実際に使ってみた感想をレビューしていきます!
ひと昔前まではReadySIMという名前でしたが、2016年4月よりZIP SIMに名称が変更になっています。
ZIP SIMの種類と選びかた
まず、ZIP SIMには日数・容量・通話のありなしで下記のように数種類に分かれています。
規格 | |||
日数・容量 | 7日間 500MB | 14日間 1GB | 14日間 1GB |
値段 | 2100円 | 3280円 | 3480円 |
通話機能の有無で200円の価格差になっていますね。
通話機能はレストランの予約などに使う方もいるかと思いますが、個人的にはほぼ使いませんし、現地の知人とのやりとりもLINE電話が使えるのでデータのみプラン・14日間を購入しました。
7日と14日は純粋に旅行日数で決めれば良いと思いますが、7日だと500MBしか容量がないので日本と同じ感覚で動画なんかを見ると足りなくなる可能性があるので要注意。
ただ、ホテルや公共スペースではかなりWifiが整備されているのでそう行った場所では適宜Wifi利用に切り替えることでかなりデータ容量は節約できるはずです。
私は動画は見ずに、GoogleMapとUBERをメインに利用して、最初の3日間使用で137MBだったので気をつければ500MBは余裕かと。。
ZIP SIMの使い方
SIMカードと英語のパッケージ、日本語の説明書が同封されています。
海外でSIM買うと説明書は英語なので、日本語の説明書付きなのは心強いですね。
書かれている内容は・・
・自動的に開通しない場合
・データ使用状況の確認方法
・有効期間の延長方法
・モバイルネットワーク設定
・サポート・メンテナンス確認先
という感じ。実際にはアメリカに着いてから入れるだけで自動的にアクティベートされるので説明書も不要なレベルです。
SIMカードの規格には普通・マイクロ・ナノとありますが、切り取り線が入っているので使用する機体に合わせて切り取る仕様。
ハサミを使わなくても切りとれるようになっていますので、飛行機の中でオープンして、ハサミがなくて困るなんてこともありません。
アメリカに着いたらSIMを入れ替えるだけ!
使い方なんて書いてしまいましたが実際にはSIMを入れ替えるだけで使用可能!
SIMピンは付属していないので、自前で用意しておく必要がある点だけ要注意です。
飛行機が到着し、機内モードをOFFにしたら2,3分でこのようなSMSが届きます。これだけでアクティベートOK。こちらから何もしなくても、自動でアクティベートされます。
もし自動でうまくいかない場合は、日本語の説明書を見ながら設定を書き換えればOKのはず。
いや〜便利すぎる!空港でSIM屋に並ぶのは結構時間がかかりますからね〜これはかなり快適。
その後SMSで色々送られてきますが、普通に使う分には無視していてOK。
データ使用状況の確認方法
旅行中、何日かすると後どれくらいデータ容量が残っているか調べる必要がありますよね。
その時はSMSで、先ほどメールが送られてきた送信先に向けて返信する形で「balance」と送信すればOK。
10秒くらいでこのように返信がきます。3日経過して137MB。ホテルではホテルのWiFiを使用するようにさえしておけば、余裕ですね。
注意点
このように、日本で事前に購入可能、安い上に現地空港でSIM屋に並ばなくて済むという優れものですが一点注意が必要。
それは携帯の機種により周波数に対応していないものがあるという点!
公式の説明では
ZIP SIMは以下の周波数に対応した端末で使用可能です。
4G DC-HSDPA——-AWS Band 4
4G HSPA+———-1900MHz Band 2、AWS Band 4
3G UMTS(W-CDMA)-1900MHz Band 2、AWS Band 4
2G GSM/Edge——-1900MHz Band 2Apple iPhone4以降、Google Nexus5X、Nexus6P対応。お持ちの端末でZIP SIMが利用可能かどうかは端末メーカに対応周波数(AWS Band 4又は1900MHzが利用可能かどうか)をご確認ください。
2G GSM 1900MHzのみ対応の場合通話は可能ですがデータ通信(Web)の利用は困難です。
ということなのでAndroidユーザーの方は自分の機種が上記の周波数に対応しているかは事前に調べる必要があります。
この点iPhoneは対応周波数が広いようで、何も考えずにZIP SIMをポチって入れ替えるだけなのでiPhoneユーザーにはさらにオススメです。
まとめ
海外旅行先では通信手段の確保は重要な事前準備。
多人数での旅行や、現地でSIMを購入するのに英語などが不安な場合は日本にいる間にAmazonで対応SIMを購入しておくのがオススメ。
Wifiをレンタルするよりも安くつきますし、レンタルしたWifiが壊れないように心配したり、レンタルWifi自体にまた別途保証が必要だったりしないのでトータルではかなり安くなると思います。
アメリカでは現地SIMの調達は案外面倒なようなので、事前購入、結構イイですよ!
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